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強打の優勝請負人コンビ 首位楽天をけん引

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2013/7/23 7:00
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トレーシー、リンデン、ルイーズ……。2008年に首位打者のタイトルを獲得したリックを除き、楽天の歴代外国人選手は影が薄かった。だが、今季はひと味違う。エースの田中が開幕13連勝と大車輪の活躍を見せる一方、打撃陣ではアンドリュー・ジョーンズ(36)とケーシー・マギー(30)の新外国人コンビが中軸の役割をしっかりと果たしている。前半戦を終え、創設9年目にして初の首位ターンを決めたチームをけん引している。(記録は22日現在)

星野監督「あの2人が大きいよ」

貯金12の楽天は、2位ロッテに2ゲーム差をつけて首位に立っている。16日には貯金13とし、09年以来となる球団最多タイ記録もつくった。開幕前から前評判は悪くなかったが、ここまでの快進撃を予想できた人は多くはなかったのでないか。

星野監督は目を細めて好調の要因を語る。「全体が少しずつ成長していて、レベルアップしている。(優勝へ向かって選手が)その気になっているのもある。まあ、あの2人が大きいよ」。「あの2人」とは、ともにヤンキースから移籍してきた4番ジョーンズと5番マギーのことだ。

両外国人の存在感は際立っている。2-1で競り勝った5月25日の広島戦では、七回にマギーのソロで均衡を破り、追いつかれた直後の九回にはジョーンズが決勝アーチをかけた。6月下旬から3番打者を務める銀次は「単打でも塁に出れば、ジョーンズやマギーがかえしてくれる」と信頼感を口にする。

チーム63本塁打、長打力不足解消

昨季までの課題だった中軸がしっかりと固まったことで、打線は「あの2人に回せ」といわんばかりにコツコツとつないでいく意思統一がうかがえる。

チームが泣かされ続けてきた長打力不足も、2人の加入で解消された。昨季は2桁本塁打を放った選手が1人もおらず、チーム本塁打は12球団ワーストのわずか52本。だが、今季は82試合を終えた時点でマギーが18本、ジョーンズが17本を放っている。2人ともリーグ上位5傑に名を連ねており、チーム本塁打は63本とリーグ2位につけている。

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