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日本ハム・大谷、監督の親心に応え投打で能力発揮

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2013/6/11 7:00
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異例の投打二刀流に挑戦している日本ハムのドラフト1位ルーキー、大谷翔平(18)が2度目の先発登板となった1日の中日戦でプロ初勝利をつかみ、投手と野手で出場した高卒新人では62年ぶりとなる快挙を達成した。右翼手でスタメン出場し、いきなり2安打を放った開幕戦から遅れること2カ月。双方で高いレベルにあることを改めて示した。(記録は10日現在)

ただ、現代野球においては投打の練習・調整を同時並行でこなしていくのは極めて困難で、悩みは解消されたわけではない。どうやって順調にキャリアを積み上げるのか――。依然として難題が立ちはだかる。

打撃先行、主軸打者級の対応力

一歩先を行く打撃では、すでに主軸打者級の対応力を見せている。

5番右翼で先発した9日のヤクルト戦でも2本の二塁打を放った。四回の第3打席は初球、真ん中に入ったラルーの速球を逃さずに左中間へ運び、適時二塁打とした。「ストライクを取りにくると思って積極的にいった。センター返しを心がけているが、タイミングは合っている」と充実感を漂わせた。

野手としては23試合に出場して、63打数21安打の打率3割3分3厘と好調だ。規定打席には100打席あまり足りないものの、二塁打も10本放ち、打撃センスの高さを存分に披露している。

柔らかく巧みなバットコントロール

光るのはバットコントロールの巧みさと柔らかさ。21本の安打のうち、右方向へ引っ張った打球は7本のみ。二塁打となると10本中8本を中堅より左へ打ち返している。

昨春の選抜高校野球1回戦以来となり、注目を集めた阪神・藤浪とのライバル対決(5月26日、甲子園)。全12球中11球を速球で押し、真っ向勝負を挑んできた相手に対しても気負って大振りになることはない。初めて中軸の5番に座って3打数2安打。二塁打2本はいずれもコンパクトで鋭いスイングから生み出された。

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