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氷雨のマラソンこう走った 水たまり跳ぶ?進む?
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2013/5/9 7:00
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 4月21日は各地でマラソン大会が開催されました。出場した皆さんの多くは、おそらく暑さを想定して調整練習をしていたのではないでしょうか。ところが当日は東日本を中心に風雨と季節外れの低温に見舞われ、寒さに耐えながらのレースになったと思われます。私は茨城県で開かれた「かすみがうらマラソン」のフルマラソンに出場しました。土砂降りの雨に加えてスタート時の気温が5度という厳しい気象条件でした。

季節外れの寒さに完全防備で臨んだ(当日の装備を再現)

季節外れの寒さに完全防備で臨んだ(当日の装備を再現)

ウオームアップはエクササイズ中心

 前もってナンバーカードが送られてきていたので、当日の受け付けは不要。スタート時間の午前10時だけを基準に逆算して準備を進めることができました。

 スタート2時間前には会場近くの屋根があって雨宿りできる場所を確保。ここを拠点に決めて気持ちを集中させました。1時間前までにトイレを済ませ、そこからウオームアップを開始。

 ウオームアップといっても走ることはほとんどしません。スタートからゴールまで力を持続させるために、大切な筋肉をエクササイズで目覚めさせたり、ストレッチで筋肉や関節を緩めたりすることを繰り返して体温を上げていきました。

血液を冷やさぬためクリーム塗り保温

 今回は寒さ対策として、まず前の晩のお風呂上がりに体中にベビーローションを塗りました。そしてレース当日、ウエアを着る前にワセリンのようなクリームを要所にベットリと塗ります。ウエアだけではなく、こんな配慮で体を守れるのです。

 要所とは前腿(もも)、膝まわり、おなか、腕、手の甲、首筋、ほおといった部位です。体を冷やさないコツは体中を巡る血液を冷やさないこと。血液を冷やすと一気に体温が下がります。

 血管が表面に浮き出ているような部位や体の末端部分にクリームなどで被膜をつくることで、水や冷たい風が直接肌に当たらないので冷えにくくなるのです。反対に暑いときの熱中症対策ではこうした部位を冷却することがポイントとなります。

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