2018年8月22日(水)

おひとりさま老後時代 「自分年金」いくら必要か

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2013/5/5 7:00
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 老後の生活費を補う「自分年金」づくりの関心が高まっている。相談会やセミナーへの参加者で増えているのが独身とみられる男女。生涯独りを決めた人、そこまでの覚悟はないが何となく独りでいる人。考え方は違っても一概に抱くのは、リタイア後の資金計画に対する不安だ。

 4月8日。東京都内のホールで開かれた「『自分年金』とハッピーリタイアメント」と題したセミナーは満席の盛況だった。定員400人に1000人を超える応募があり、会場に入れなかった人はロビーでモニターを見つめた。

 日本経済新聞社主催の今回のセミナーは女性限定。米運用大手のアライアンス・バーンスタイン(AB)が協力した。2011年から自分年金のセミナーを開く同社によれば「最近は単身者とみられる40代以降の女性が増えている」(後藤順一郎AB未来総研チーフ・リサーチャー)。

 女性だけではない。「貯金がたまらない」「リタイア後を考えると不安」とファイナンシャルプランナー(FP)の事務所を訪ねる40歳前後の男性も増えている。「シングル専門」をうたうFPの金子祐子氏のオフィスも男性相談者が増加傾向という。

■非婚率上昇の一途

 1990年には939万だった単身世帯は2010年には1678万世帯に増加した。35年には1845万世帯に増えるとの推計もある。中でも目立つのが50代以上(グラフA)。50歳の時点で一度も結婚したことがない人の割合を示す生涯未婚率(10年)は男性が20.14%、女性が10.61%に急上昇(グラフB)し、今後も上昇が見込まれる。

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