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快進撃の横浜M 豊富な経験が生む勝負強さ
サッカージャーナリスト 大住良之

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2013/4/19 7:00
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3月2日に開幕し、4月14日までに6節を消化したJリーグ1部(J1)で横浜F・マリノス(横浜M)の快進撃が止まらない。

第6節、川崎フロンターレをホームの日産スタジアムに迎えた一戦は、前半終了間際にMF富沢清太郎のゴールで先制したものの後半21分に同点とされ、1-1のまま引き分けかと思われた。しかし、後半44分に右CKを生かして交代出場のFW端戸仁が決勝ゴールを決め、過去3回の優勝を誇るクラブ史上にもかつてない開幕6連勝を記録した。

エースら多くが移籍、補強は乏しく

正直なところ、開幕前、私は今年の横浜Mは相当苦戦するのではないかと予想していた。

将来の横浜Mを担う天才と期待され、昨年はエースとして攻撃をけん引したFW小野裕二がベルギーのスタンダールに移籍した。そればかりでなく、FW大黒将志(中国の杭州緑城)、MF谷口博之、MF狩野健太(ともに柏)、DF金井貢史(鳥栖)と、戦力として活躍していた選手たちを数多く放出した。

一方で、「即戦力」の補強はJ2千葉から獲得したFW藤田祥史と、J2北九州への期限付き移籍から「出戻り」のFW端戸くらいといっていい状況だったからだ。

DF中沢佑二(35歳)、DFドゥトラ(39歳)、MF中村俊輔(34歳)と、主力の高齢化が目立つなか、わずか26人の選手でのスタートに懸念を抱くのは当然のことだった。

開幕戦前半、若い湘南に押しまくられ

J2から昇格した湘南ベルマーレを迎えての今季開幕戦前半は、その懸念を「やはり」と感じさせるものだった。

24歳のMF永木亮太を主将にし、若いメンバーで固めた湘南の先発11人の平均年齢は24.55歳。対する横浜Mは30.45歳。その湘南に走りまくられ、前半は圧倒的な相手ペース。横浜Mは前半40分にMF中村が難しい角度のゴール決めて先制したものの、すぐに同点ゴールを許し、後半16分には湘南のFWキリノに逆転ゴールを許して劣勢に立った。

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