多彩なコースと海の幸 スコットランド西海岸で堪能
ゴルフ作家 山口信吾

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2013/4/20 7:00
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 今回は、スコットランド西海岸にある多彩なリンクスを巡る旅にご案内します。3カ所のジ・オープン(全英オープン)開催コースに加えて、あまり訪れる人もいない片田舎のリンクス、そして、半島や島にある珠玉のリンクスを巡ります。スコットランド西海岸は海の幸に恵まれています。さあ、様々な魅力にあふれたリンクスを巡り、おいしいシーフードに舌鼓を打つ、愉楽のリンクス旅に出かけましょう。

ジ・オープン誕生の地、プレストウィック

スコットランド西海岸の中心都市であるグラスゴーは、19世紀後半、産業革命の進展とともに造船業などで大いに繁栄し、大英帝国第2の都市と呼ばれました。

グラスゴーに住む57人の有閑階級のゴルファーたちが目をつけたのが、クライド湾に沿った広大なリンクスランドです。このリンクスランドの一角に、1851年、「プレストウィック(Prestwick)」GCが設立され、12ホールのコースが開場しました(1882年に現在の18ホールに拡張)。

この新しい12ホールのコースこそがジ・オープン誕生の地です。1860年にプレストウィックGCが主催した第1回ジ・オープンに参加したのは、8人のプロゴルファー。第1回ジ・オープンは、プロゴルファーの第一人者を決めるのが目的でした。

第2回大会はプロ10人、アマ8人出場

12ホールを3回ラウンドして、174のスコア(1ホール平均4.8)で回ったマッセルバラ所属のウィリー・パークが優勝。2打差で2位になったのは、当時、プレストウィックのグリーンキーパーであったトム・モリス。翌1861年には、10人のプロに交じって8人のアマチュアが参加して、名実ともに世界最古のオープン競技が始まったのです。

ジ・オープンは、第12回までプレストウィックで開催されたあと、第13回からは他のコースとの持ち回りで開催されることになりました。

1925年の開催を最後に、ジ・オープンはプレストウィックを離れます。短くて個性あふれるコースが時代の趨勢に合わなくなったのです。ジ・オープンは、通算24回、プレストウィックで開催されました。プレストウィックを上回るのは、通算28回のゴルフの聖地だけです。

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