2018年12月10日(月)

ライ角合わないゴルフクラブ、アドレス乱す原因に
クラブデザイナー 喜多和生

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2013/3/5 7:00
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シャフトと地面の間の角度を示すライ角はクラブの重要な要素です。ボールのつかまり方に影響するからです。きちんと組み立てられたセットでは、長いクラブになるほどライ角はフラット(角度が小さい)になっていきます。逆に、短いクラブになるにつれて少しずつアップライト(角度が大きい)になっていきます。

それぞれのゴルファーに合ったライ角に調整すれば、同じスイングでクラブを振ることができる

それぞれのゴルファーに合ったライ角に調整すれば、同じスイングでクラブを振ることができる

身長やアドレスで違いも

スライスが目立つようならアップライト、引っ掛けやフックが多いゴルファーにはフラットなライ角がよいといわれます。

背の高い人やアドレスのときに体の近くで腕をセットする人はアップライト、小柄な人や体から離して腕をセットする人はフラット気味がよいといえます。

しかし、これらはあくまで一般論にすぎません。それぞれのゴルファーに合ったライ角があるからです。

メーカーは身長170センチ前後の標準的な身長のゴルファーを想定してライ角を設定していますが、実際には身長も打ち方もそれぞれ異なります。しかも、店頭には設計通り組み立てられていないクラブが多く並んでいるのも事実です。

短いクラブほどアップライトに

たとえば「8番アイアンだけ左へ行きやすい」という悩みを抱えていた場合、そのクラブだけライ角がずれていることもよくあります。これではゴルファーの混迷は深まるばかりです。

クラブが短くなるにつれて、体とボールとの距離は近くなります。これを調整して、いつもフェースが目標に向いているようにするには、短いクラブほどライ角がアップライトになっていなければなりません。

ですから、ライ角がきちんと調整されたセットならば、長いクラブでも短いクラブでも同じアドレスを取ることができます。

ライ角が合っているかどうかは、フェースやソールについた打球跡や傷から見当がつきます。クラブのトゥ寄りにあればフラットすぎる可能性があります。反対にヒール寄りにあれば、アップライトすぎる可能性があります。

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