2019年2月22日(金)

楽天・星野監督、こわもてと気配り 大型補強で「勝負」
スポーツライター 浜田昭八

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2013/2/10 7:00
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現役大リーガー3人、今オフは大補強

シビアな経営者も今回はついに折れた。今オフの楽天の補強ぶりは、阪神、巨人、ソフトバンクの人気球団と肩を並べるほど豪華だ。4番だったフェルナンデスら5外国人との契約を打ち切り、新たに加えた3人の現役大リーガーの顔ぶれがすごい。

外野手のジョーンズ(ヤンキース)はブレーブス時代の05年、ナ・リーグの本塁打(51本)、打点(128打点)の2冠王。来日した外国人勢の中で歴代最多の434ホーマーを放っている。ゴールドグラブ賞も10回獲得と守備もいい。

内野手のマギー(ヤンキース)は長打力があり、一塁、三塁をこなせる。まだ伸びしろがあると見られる30歳だ。「4、5番を打てる打者がほしい」といっていた星野監督の希望は、これでほぼ満たされる。

もう1人の大リーガーは8年ぶりに日本球界に復帰する元横浜の右腕、斎藤隆(ダイヤモンドバックス)だ。42歳の年齢が気がかりだが、大リーグで通算84セーブをマークした投球術は輝きを失っていない。

若手投手の底上げを図る

既成の大物を補強すると、その力に頼り、チーム内の若い芽を摘みがちだ。その点、星野は若手への目配りを怠っていない。昨オフの倉敷での秋季キャンプでは、エース田中将大に次ぐ若手投手の底上げを最大の目標に掲げた。

強化指定選手という格好で鍛えられたのは、塩見貴洋、釜田佳直、戸村健次、辛島航、菊池保則の5投手。昨季8勝の辛島から1勝の菊池まで、実績はさまざまだ。

共通しているのは19歳の釜田から25歳の戸村まで、若くてタフな神経の持ち主であること。星野は実績が最も乏しい菊池の成長を声高に叫び、盛んに競争心をあおっている。

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