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リングに学ぶビジネス 「プロレス経営学」一気読み

長い低迷期を脱したプロレス。試合会場をのぞいてみると、女性や子どもを含む多くのファンでにぎわっています。選手の活躍もさることながら、親会社とともに取り組むグローバル&デジタル戦略に盛況ぶりのヒントがありそうです。鮮やかな復活を遂げたプロレスの「経営学」は、あなたに新しい発見をもたらすかもしれません。

プロ経営者、驚きの転身

玩具大手のタカラトミーを立て直したことで知られるハロルド・ジョージ・メイ氏が、退任後に選んだ行き先が新日本プロレスリング。多くの人が「なぜ」と驚きを持って受け止めましたが、メイ氏はプロレスに「スポーツビジネス」としての大きな可能性を見ていました。

藤田晋氏「これは面白い」

DDTプロレスリングの高木三四郎社長が自ら旗揚げした団体の身売り先として選んだのが、サイバーエージェント。プロレス団体とIT企業。一見関係が薄そうに見える両者を結びつけたのは、スマートフォンでした。

「垂直落下式リーマンショック」

大学院で学んだビジネスパーソン向けのプレゼン技術を、プロレスの試合会場で披露してみせているのが、スーパー・ササダンゴ・マシン選手。「今は自己プロデュース力が必須の時代」という同選手。関心がない層も引き寄せる強いキャラクターと発信力が、令和のプロレスラーには求められているようです。

大リーグのワールドシリーズ上回る

(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米国を拠点とする世界最大のプロレス団体「WWE」。世界8都市にオフィスを構え、海外進出に力を注いでいます。そこでスーパースターとして活躍しているのが、新日本プロレスを黄金期に導いた立役者の一人、中邑真輔選手です。手先を華麗にくねらせるポーズやファイトスタイルは、世界でも受け入れられています。

ブルーオーシャン戦略を実践

競争のない未開拓市場を切り開くのが「ブルーオーシャン」戦略。そのカギを握るのは「引き算」と早稲田大ビジネススクールの入山章栄教授は見ています。代表例が、サーカスから動物を引き算し、大人のショーとして大ヒットした「シルク・ドゥ・ソレイユ」。では、新日本プロレスリングが引き算したのは何でしょうか。

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