仏像、こう見ればもっと面白い 細部にひそむ美
京都国立博物館連携協力室長 淺湫毅

美の十選
2019/9/22 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

■法隆寺「釈迦三尊像」

長い時を超え、信仰を集めてきた仏像。その美は細部にひそむ。

光背の裏に623年(推古31年)に製作された旨の銘文があり、飛鳥時代前半にさかのぼる、わが国最古級の仏像であることがわかる。側面からみると前に突き出された腕は寸詰まりで、実際の人体のつくりとは大いにことなる。

しかしながら、仏像の製作に慣れていないわが国の工人たちが、一生懸命につくったであろうことは、堂々たる姿か…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]