2018年12月10日(月)

良いクラブとは(3) スペック理解が上達の第一歩
クラブデザイナー 喜多和生

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2013/1/22 7:00
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「自分に合ったゴルフクラブ」に出合うための最初のステップは、今使っているクラブについてよく知ることです。前回(1月8日掲載)、お話したように、クラブの品質にはみなさんが考えている以上にバラツキがあります。クラブについて理解して初めて、自分のゴルフのどこをどう改善したらいいのか、どのようなクラブが必要なのかが見えてきます。クラブのスペック(仕様)への理解を深めることで、フィッティングへと進めるのです。

基本データに9つの数値計測

クラブ計測で基本となるデータ
ロフト角Aシャフトとフェースの角度
ロフト角Bソールとフェースの角度
ライ角Aシャフトとフェース面溝の角度
ライ角Bシャフトとソール面の角度
フェース角ソールしたときのフェース面の向き
振動数硬さを示すシャフト振動数
重量クラブ全体の重さ
長さグリップエンドからソールまでの長さ
バランススイング中に手元で感じる重さ

最初におすすめしたいのがクラブ1本1本のデータ計測です。私は基本データとしてロフト角A、ロフト角B、ライ角A、ライ角B、フェース角、振動数、重量、長さ、スイングバランスの9つの数値を計測します。

計測したそれぞれのデータをグラフ上に落とし込んでいき、クラブの番手ごとのデータがほぼ右肩上がりの直線を描けば、プレーヤーはどの番手でも同じ感覚でスイングできます。

言い換えると、どの番手でも同じスイングのまま打てるわけです。

使い手の感想と突き合わせ

ところが、番手ごとのデータが不規則な線になって表れた場合は、そのゴルファーは番手ごとにスイングを微妙に変えて調整している可能性があります。

本人は意識していなくても、データが突出した番手だけは別のスイングで打っているケースも珍しくありません。

クラブを計測しながらソールの傷、フェースの打球痕、グリップの減り方などをチェックしていきます。

どのようなスイングをしているのか、どのような悩みがあるのかはおおよその見当がつきます。

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