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五輪の悔しさと手応えで飛躍へ C大阪・山口蛍(上)

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2012/12/1 7:00
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タイトなマークと鋭い危険察知能力で相手のチャンスの芽を摘む。時には前線に飛び出して攻撃を活性化させる。

中盤の要、ボランチとしてロンドン五輪のサッカー男子で44年ぶりに4強に進出した代表を支えたセレッソ大阪の山口蛍(22)。献身的なプレーと90分間衰えることのないスタミナが、強い印象を残す。

「もっと成長するために五輪は必要だった」と振り返る

「もっと成長するために五輪は必要だった」と振り返る

低い前評判をバネに奮闘

「まわりからはベスト4入りして評価してもらった。でも、僕らはあれくらい当然という気持ちでした。メダルを目標にしていたから」

五輪から3カ月あまり。激闘を振り返ると、充実感とともにメダルを逃した悔しさがこみ上げる。

前評判は低かった。壮行試合のニュージーランド戦はロスタイムに追いつかれ1―1で引き分け。

前年にワールドカップ(W杯)制覇を果たし、五輪との二冠を目指した女子の"なでしこ"が注目を集める一方で、スペインらと同組になった男子が勝ち進むと予想する声は少なかった。

体を張った守りでスペイン撃破

山口らの世代はU―20(20歳以下)W杯出場を逃すなど、世界の舞台で戦った経験に乏しかった。ただ、自信はあった。「評価が低いのは自分たちが招いた結果。それをバネにやってやろうと思っていた」

初戦の相手は優勝候補の一角だったスペイン。華麗なパスワークでW杯、欧州選手権を制したフル代表と同じように高い技術を持つ。山口は体を張った守りでそのスペインのパスを幾度となく寸断し、勝利の下地をつくった。

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