インタビュー

フォローする

藤原新「復帰戦へ…五輪で負け、ずぶとく」

(1/5ページ)
2012/11/20 4:00
共有
印刷
その他

ロンドン五輪の男子マラソンに日本のエースとして出場しながら、2時間19分11秒の45位と惨敗した藤原新(ミキハウス)が12月2日の福岡国際マラソンに出場する。約4カ月ぶりの復帰戦に向けての胸の内は――。(聞き手は編集委員 吉田誠一)

福岡国際マラソンに出場する藤原新。復帰戦に向けての胸の内は…

福岡国際マラソンに出場する藤原新。復帰戦に向けての胸の内は…

ロンドン五輪の敗因は…

――8月12日のロンドン五輪はランニングフォームが崩れていたというが、あらためて、あの敗戦をどう分析し、敗因をどう解釈しているのか。

「スイスのサンモリッツ(標高1700メートル)で行った高地トレーニングで体はできあがっていたけれど、いいときの体の動かし方ができなかった」

「ロンドンのコースはカーブが非常に多く、変化に富んでいたので、リズムがつかみにくかった。普通は一度、いいフォームにはまれば、外れないものだが、ロンドンはまた外れてしまう可能性のあるコースだった」

「もう一度、はめ直すことができなかったという点では、自分の力が足りなかったといえる。いいフォームにはまろうが、はまるまいが、走れてしまう選手もいるけれど、僕はそういうタイプではない」

「それ以前に、ロンドン入りしてからは、あまりいいフォームでなかったような気もする。体ができていたので、フォームがおかしくても、体力で走れてしまう状態だった。だから、フォームの狂いに気づきにくくなっていた」

「周りに『いい動きをしている』と言われて、安心してしまった面もある。自分では『まだ、まだ』と思っていても、その一方で安心したいという心理が働いていたのかもしれない。とにかく、修正能力が落ちていた」

いまは「マラソンは難しい」という意見に賛成

――スタート後、早い段階からつらかったというのは、フォームが狂っていたせいなのか。

「そうとしか考えようがない。ドタドタしていたというか、キレが悪い走りになっていた気がする。帰国後も五輪の映像は見ていない。悪いときの映像は見ないことにしている」

――ケニア、エチオピア勢も金メダルは逃した。やはりマラソンは難しい。

「いつか『マラソンは簡単』だと言ってみせるつもりです。でも、まだいまは『マラソンは難しい』という意見に賛成する」

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

インタビュー 一覧

フォローする
9月15日のマラソングランドチャンピオンシップで3位に終わった大迫。左は2位でゴールする服部

 東京五輪代表を懸けて9月15日に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、男子は中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)が代表に内定した。日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は3位 …続き (10/1)

日本出身で初の1億円選手になった富樫(右)と写真撮影に応じる千葉ジェッツふなばしの島田社長

 バスケットボール男子Bリーグで日本出身者として初の1億円プレーヤーが誕生した。千葉ジェッツの司令塔、富樫勇樹(25)。長く実業団リーグとして運営され、2016年までの2リーグ分裂時代には国際競技団体 …続き (6/5)

男子W杯アジア2次予選でカタールに勝利し、W杯出場を決め喜ぶ日本代表=共同共同

 長く世界の高い壁に阻まれてきたバスケットボール男子日本代表の2020年東京五輪出場が決まった。今年8月末に開幕するワールドカップ(W杯)のアジア予選を21年ぶりに突破。国際競争力を示し、開催国枠で4 …続き (3/31)

ハイライト・スポーツ

[PR]