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豪ケアンズで皆既日食

皆既日食の後、再び姿を現す太陽(14日午前7時20分)

オーストラリアのケアンズ郊外で14日、太陽が月に完全に隠れる皆既日食が観測された。

皆既日食を祝うメッセージや観測会の知らせで盛り上がるケアンズの市街地(13日)
しかし、当日の天気予報は「晴れ時々雨」。ケアンズから北西に約40キロ離れたアマルーでは、雨雲が現れるたびに強いスコールが降り注いだ。ようやく夜が明けたころ、東の空は分厚い雲で覆われてしまった(14日)
福島県からの観測ツアーに同行した「星の村天文台」台長の大野裕明さん(64)。曇天で太陽が見える気配がないまま、日食について参加者に解説する
参加者のほとんどがあきらめ、機材を片付ける人もいる中、大野さんが「奇跡を待ちましょう」とマイクを置いた。その直後、厚い雲のすき間から、太陽が姿を現した(14日午前6時38分)
雲から姿を現し、最大食となった太陽。上部には炎が立ちのぼるように見える「プロミネンス」も観測された。約30秒後、再び厚い雲の中へと消えた(14日午前6時39分)
感動して涙を流す参加者(写真左)。写真右は撮影した画像を確認する星の村天文台副台長の大野智裕さん(左、29)と、妻のかおりさん(29)。新婚の2人はこの皆既日食ツアーをハネムーンに選んだ。「ダイヤモンドリングは次回の皆既日食で見たい」とかおりさんは話す
皆既後も部分日食が続き、欠けた太陽。参加者の1人、福島県郡山市出身の三保俊幸さん(61)は、皆既日食観察のため世界中を巡ったベテランだが「これほどドラマチックな観測は初めて」と話す。震災で自宅と社屋に被害を受けたが「あきらめない気持ちが大事なんだね」と笑顔を見せた=写真 小林健

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