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19歳…若き「職人」ルーキー プロゴルフ・川村昌弘(上)

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2012/10/20 7:00
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今春に高校を卒業し18歳でプロデビューしたばかり。先輩プロはじめ誰かれとなく丁寧なあいさつやお辞儀を欠かさず、「あいさつ王子」とも称される。2歳上の石川遼のような華やかさはないものの、賞金ランク25位と成績はルーキーとしては申し分ない。柔らかい物腰に冷静なプレー。川村昌弘(19)からは若さに似合わず「職人」の風情さえ立ち上ってくる。

日本ジュニアで優勝するなど、アマ時代から頭角を現していた

日本ジュニアで優勝するなど、アマ時代から頭角を現していた

柔らかい物腰に冷静なプレー

昨年の日本ジュニアで優勝するなどアマチュア時代から活躍。その名は知られていたが、開幕2戦目のつるやオープンでいきなり3位に食い込み、注目を集めた。

6月の日本ツアー選手権シティバンク杯では3日目に1日26ホールの長丁場を乗り越え、最終日最終組でラウンド。5位と奮闘し「長い4日間がやっと終わった。緊張感の中でのプレーは、今後につながる」と収穫を口にした。

先月のコカ・コーラ東海クラシックは予選ラウンドを首位で通過した。最終日に崩れ11位と10代Vは逃したが、着実にプロの階段を上っている。もともとドライバーショットは安定し、アイアンが得意だ。

喜怒哀楽が顔に出ず、強い心

「試合を重ねていくうちにアプローチ、パットが良くなった。なぜだか分からないけど……。毎試合が練習で、3パット連発はなくなった」

中学1年の彼を見て、その才能にほれこんだコーチの増田哲仁は「調子が悪くなったら僕の出番もあるけど、今はリズム、タイミングだけに注意している」と話す。

肥後かおりら多くの女子プロを指導してきた増田によると、川村の特長は「喜怒哀楽が顔に出ず、メンタルが強いこと」。

18ホール回っても体のバランスが崩れない歩き方をしており、選手寿命は長持ちするとみている。8の字を描くスイングは個性的だが「杉原輝雄さんみたいな、クラブを操る職人になれれば」。

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