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欧州遠征はザック・ジャパンが迎える"中間テスト"
サッカージャーナリスト 原田公樹

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2012/10/12 7:00
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ザッケローニ監督が率いるサッカー日本代表が、"中間テスト"の時期を迎えた。いま欧州遠征中で、12日にフランス代表、16日にブラジル代表と戦う。

このイタリア人監督に率いられて2年。昨年のアジアカップで優勝してアジア王者に返り咲き、現在進行中の2014年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも3勝1分けの勝ち点10と2位以下を大きく引き離していて、難なく突破できそうだ。

海外での代表戦、いつも大きな試金石

もしかしたら日本代表史上、最強チームなのではないか。そう感じている人は多いだろう。今回は招集した23選手中、史上最多となる14人が欧州組だ(追加招集されたシュツットガルトの酒井高徳を含む)。今回の世界の強豪との2連戦で、何が見えてくるのだろうか。

過去、日本代表にとってアジア以外の海外での代表戦は、いつも大きな試金石だった。その後の軌道修正を余儀なくされた、サッカー日本代表の歴史そのものともいえる。

オフトジャパンの時代は相手にされず

1994年W杯米国大会を目指したオフトジャパンの時代は、まだ敵地で代表チームとの対戦が組めなかった。W杯に出場したことのない弱小国日本との親善試合は強化にならず、興行的にも成り立たないため、相手にされなかったからだ。

だから93年のイタリア遠征ではユベントスやインテル・ミラノ、レッチェ、同年のスペイン遠征ではレアル・ベティスやカディス、ヘレスといったクラブチームと対戦。計6戦で1分け5敗だった。下部リーグのクラブチームにも勝てない時代だったのである。

短命だったファルカン監督のあと、日本代表を引き継いだ加茂周監督の初戦は、95年1月にサウジアラビアで開催されたキングファハドカップだった。いまのコンフェデレーションズカップの前身となる大会である。

ここでナイジェリア、アルゼンチンと戦って連敗、さらに翌月シドニーで行われたオーストラリアとの親善試合でも敗れた。

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