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阪神、理想と現実の大きすぎた落差

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2012/9/25 7:00
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秋はプロ野球チームの明暗がはっきり分かれる季節。日本一を目指して戦う上位チームを見上げながら、阪神は寂しく来季へ向けた世代交代を進めている。いくつもの誤算が重なった末の低迷ではあるが、和田豊監督が自覚していた理想と現実のギャップが、そのまま結果となって表れたシーズンでもあった。

4番不在、欠ける機動力

「まだ選手たちはクライマックスシリーズ(CS)に向けて必死に頑張っている真っただ中なので、具体的なことには触れたくないが……」。9月6日の記者会見で、新設のゼネラルマネジャー(GM)に就任した中村勝広氏はそう前置きしながらも、来季に向けたチームの課題を次々と口にした。

「真の4番が不在」「1、2番の機動力が欠けている」。Bクラスが確定したわけでもないのに、やや気の早い総括と敗因分析という趣だった。

そもそもシーズン終盤という時期に新GMが就任すること自体、すでに球団が来季への準備に取りかかっている証しだ。

球団と対照的な和田監督

GM就任会見当日の6日の試合を終えた時点で、5位・阪神と3位・広島のゲーム差は7.5。大きく離されてはいたものの、シーズン終了まではまだ1カ月あり、大きく連勝すれば巻き返しの目もあった。

妙に物分かりよくBクラスを受け入れる球団に対して、「僅かでも可能性がある限りチーム一丸となって戦う」と繰り返し、仮に建前としてもファイティングポーズをとり続ける和田監督が孤軍奮闘しているような構図に映った。

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