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価値観、覆されるか サッカーを外から学ぶ

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2012/9/10 7:00
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もちろん、現役の選手にはピッチの上で頑張ってほしい。今の代表はワールドカップ(W杯)でもいい成績を残せる力があると思う。11日に行われるアジア最終予選の第4戦、イラク戦ではDF3人を出場停止で欠くことになるが、そう心配はしていない。

今はサッカーについて書かれた様々な英語の論文を読んでいる

今はサッカーについて書かれた様々な英語の論文を読んでいる

周りの選手のフォローが必要

右SB内田(シャルケ)の穴は駒野(磐田)が問題なく埋められる。CB今野(G大阪)の代役は誰が務めることになるかは分からないが、いずれにしてもまったく経験がない選手ではない。

ただし、その選手は試合への入り方が重要になるから、周り選手のフォローは必要だ。自分が今回のように普段と違う相手とCBでコンビを組むなら、試合中も相手の性格に応じて話しかける。

ハッパを掛けた方がいいのか、ミスをしたときもポジティブなことを言い続けた方がいいのか、などと考えながら……。

同期約30人、バックグラウンドは様々

イラク戦の4~5日後、僕は最初の授業があるレスターに移る。4~5人での寮生活だ。FIFAマスターで同期約30人のバックグラウンドは様々だ。

欧州の人が多いが、インドや中国から来る人もいる。職業も国のサッカー協会の職員や法律事務所に勤めている人、メディア会社の社員などばらばら。選手上がりは僕だけだ。

創立後12年間の卒業生の中に、プロの元サッカー選手というのは他に1人いただけらしい。バレーボールの元代表選手という女性もいたようだけれど。

自分と全く違う経歴を持つ同期と生活をともにしながら勉強することで、今までの価値観がどう覆されるのだろうかという楽しみがある。

一方で、寮生活がうまくいくんだろうかとか、宿題がどれだけあるんだろういう心配もある。高校卒業後、大学に入学する直前のような期待と不安が入り交じった気持ちだ。

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