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価値観、覆されるか サッカーを外から学ぶ

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2012/9/10 7:00
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宮本恒靖氏

宮本恒靖氏

ロンドン五輪のテレビ解説を終えて、いったん日本に帰国した後、8月中旬から再びロンドン郊外に来ている。今は朝9時から夕方5時まで語学学校に通う毎日。国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院「FIFAマスター」に入学するための準備だ。

サッカーマネジメントができる人材育てる学校

英会話については、日本のA代表や年代別の代表で何度も海外に遠征したし、2007年からザルツブルク(オーストリア)で2年間プレーしたから、日常的な会話は問題ない。

ただ、しっかり議論をするための語彙や表現力が足りない。たとえば、日本のJリーグの課題を説明しようというときに、ぱっと口にできるようになりたい。

FIFAマスターはサッカーのマネジメントをできる人材を育てるための学校だ。9月中旬からレスター(英国)、ミラノ(イタリア)、ヌーシャテル(スイス)の3都市に3カ月ずつ滞在し、スポーツの人文学、マネジメント、法律を学ぶ。

8月中旬から再びロンドン郊外に滞在、「FIFAマスター」に入学する準備のため語学学校に通っている

8月中旬から再びロンドン郊外に滞在、「FIFAマスター」に入学する準備のため語学学校に通っている

ザルツブルクでGMの存在の大きさ知る

既に何十冊もの推薦図書のリストが送られてきた。ただ、手に入らない本も多いので、今は英語の論文を読んでいる。

たとえば、チームの成績や顧客の満足度などを総合的に勘案してクラブを評価する手法について書かれたものなど。こうした手法は1990年代に開発され、欧州では色々なクラブで採用されているという。

17年間の現役生活でも、サッカーのクラブマネジメントについて考えさせられることはあった。ザルツブルクでプレーした2年間では、監督などの指導者とは違うポジションでサッカー界に貢献しているゼネラルマネジャー(GM)の存在の大きさを垣間見た。

そうしたことがマネジメントの力とサッカーの知識の両方を兼ね備えることの重要性を感じた一因になっている。

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