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豪腕クレメンス、50歳の復活 メジャー登板はあるのか
スポーツライター 杉浦大介

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2012/9/3 7:00
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50歳にして、再びメジャーリーグのマウンドに立つ日がくるのだろうか――。大リーグ24年間で通算354勝(184敗)を挙げているかつての名投手、ロジャー・クレメンスの復活が全米で大きな話題を呼んでいる。

8月25日に独立リーグのゲームに先発。約5年ぶりの実戦だったが、最速で88マイル(142キロ)の速球を投げ込み、予想以上に元気な姿をみせた。かつて160キロの速球を投げ、「ザ・ロケット」と呼ばれた豪腕。引退後は薬物使用疑惑にも揺れたが、アストロズの一員としてメジャーに復活するのではないかという推測も飛び交い始めている

3回1/3を投げて1安打無失点

米独立リーグ(アトランティック・リーグ)のシュガーランドの一員として、25日のブリッジポート戦に先発したクレメンスは3回1/3を投げて1安打無失点。

元メジャーリーガーのガスライトを空振り三振に仕留めるなど、悠々の投球を続けた。

速球の走りが悪くなかっただけでなく、制球も良く、全37球のうち24球がストライク。ESPNの系列局で放送されたテレビ中継を見ていても、プレッシャーもなく伸び伸びと投げている姿が印象的だった。

「あれほどのボールを投げるとは…」

「私には1985、86年と同じ状態に見えた。同じ投球フォームを繰り返すことができるから、腕にも負担がかかっていない。(現在の年齢で)あれほどのボールが投げられるとは信じられないよ」

かつてレッドソックスの投手コーチを務め、現在はロイヤルズのスカウトとして活動するビル・フィッシャー氏は、テレビ中継の中でクレメンスの印象を聞かれると、そう答えた。

もちろん多少のリップサービスはあったかもしれない。しかし、クレメンスが少なくとも"プロ"としてマウンドに立つのに恥ずかしくない状態だったのは確かだ。

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