2019年5月22日(水)

住宅ローン借り換え上手 60歳の残高、500万円目安
返済額変えず期間短縮 異なる金利組み合わせ

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2012/9/2 7:00
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■貯蓄とバランスを

借り換えには手数料がかかるほか、健康状態によっては団体信用保険に加入できないなど注意点はある。50代半ばから給料が下がり、教育費が膨らむなど借入時の想定と異なる現実に直面する人も多いが、「退職金をあてにせず、60歳時点の残高は500万円以下に」(深田氏)という新しい目安を基に、ローンを見直すよい機会ではあるだろう。

もっとも「60歳時点で500万円以下」を実現するために、やみくもに繰り上げ返済するのは禁物だ。繰り上げは「毎年貯蓄する金額の半分におさえるべき」と深田氏。貯蓄を増やしながらローンを減らしていくのがポイントだ。Aさんも「借り換えで低金利のメリットを得て、老後の負担も減らす」と、繰り上げ返済を考えていた分は貯蓄にまわすという。将来の備えとのバランスも含めて考えることが肝要だ。

(清水桂子)

[日本経済新聞朝刊 2012年8月29日付]

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