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藤原新、自ら語る五輪マラソン惨敗の理由

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2012/8/22 7:00
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男子マラソンの藤原新選手(ミキハウス)はロンドン五輪で45位に終わった。タイムは、優勝したキプロティク(ウガンダ)から11分10秒遅れの2時間19分11秒。30キロ以降、急失速した惨敗を藤原選手はいま、どう分析しているのだろうか――。

ロンドン五輪の男子マラソンで45位に終わった藤原新=写真 佐光恭明

ロンドン五輪の男子マラソンで45位に終わった藤原新=写真 佐光恭明

■高地トレを終えて油断

7月5日から1カ月間、標高1700メートルを超える高地のサンモリッツ(スイス)でトレーニングを積んで、8月4日にロンドン入りしました。もう強い練習をする必要はなかったので、12日の本番を淡々と待つだけでした。

高地から降りてきて、平地順化をする過程で、もっと神経を使わなければならないことがあったと、いまになって思っています。

高地でトレーニングを積むと、心肺機能などがアップします。だから、平地に降りたときに、多少、無駄な動きをしていても、楽に走れてしまいます。実際、僕もそうだったのかもしれません。

サンモリッツでとてもいい練習ができたという自信があったので、ランニングフォームの狂いに気がつかなかったと考えることもできます。油断があったと言ってもいいでしょう。

■フォームに狂いがあったかも

いい状態かどうかは、やはりタイムで判断します。ロンドンに入ってからのインターバル走などでは、いいタイムで走れていました。だから、これでいいんだと考えていました。

しかし、いいタイムが出ていたのは高地トレーニングの成果の表れで、パワーで走れてしまっているだけだったのかもしれません。もしかすると、動き自体は良くなかったのかもしれないのです。確かなことは言えませんが、その可能性はあったと思います。

短い距離なら、それでも問題はないのでしょうが、マラソンはきれいな動きでリズム良く走るのが重要です。フォームがずれてしまうと、うまくいきません。

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