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パ混戦…楽天の命運握る 若手投手2人の奮起

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2012/8/2 7:00
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プロ野球は後半戦に突入し、パ・リーグは首位日本ハムから5位楽天までが5・5ゲーム差にひしめく混戦となっている。球団創設8年目で初めて前半戦を3位(40勝38敗3分け)で折り返した楽天は現在40勝43敗4分けで5位。十分リーグ優勝を狙える位置にはいるが、後半戦が始まってからは1分け5敗。やや苦しんでいる印象だ。(記録は8月1日現在)

前半の立役者も夏場に低迷

その要因を探ると、高卒新人の釜田佳直や2年目の美馬学といった前半活躍した若手投手が夏場を迎え、調子を落としている現状に行き着く。

7月27日の西武戦。後半戦最初の登板となった釜田のボールにキレはなかった。3位争いを演じている西武相手に5回4失点。味方打線のおかげで負け投手にはならなかったが、内容の悪さに星野監督の表情も険しかった。

5戦連続で勝ち星なし。前半戦最後の登板となったロッテ戦(7月16日)でもプロ初黒星を喫しており、3勝を挙げている右腕に最初の試練が訪れていた。

翌28日には登録を抹消。首脳陣は本来の姿を取り戻させるために、再調整を命じた。この悔しさを糧に、どうはい上がってくるのか。18歳の意地を見たいと考えていたのかもしれない。

どんな打者にも強気な投球

釜田の台頭は勢いに乗る楽天の象徴的存在だったといえる。岩隈久志(現マリナーズ)の背番号「21」を受け継ぎ、ドラフト2位で入団。5月下旬に1軍昇格し、2度目の先発となったヤクルト戦(5月27日)でプロ初勝利を飾ると、自身3連勝。結果を残して先発ローテーションをもぎ取った。

わずか1年前、石川・金沢高のエースとして甲子園を沸かせたひとりで、どんな相手でも向かっていく強気な投球が持ち味だ。

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