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オリックス・李大浩、日本でも「三冠王」なるか

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2012/7/21 7:00
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韓国球界で三冠王に2度輝いたオリックス・李大浩(イ・デホ)が真価を発揮している。パワーとうまさを兼ね備えた30歳のこの巨漢打者は、本塁打、打点の両部門でトップに立ち、日本でも三冠王になりそうな勢いだ。果たして……。

「バナナボート」がテーマ曲

はなし家に"出ばやし"があるように、プロ野球選手にも登場を知らせる"テーマ曲"がある。李大浩のそれは、デーオのリフレインが印象的な「バナナボート」だ。ヒデーオとドジャースのファンに親しまれた野茂英雄に使われたが、名前の語感が似たデホもこれに倣った。

序盤戦で李大浩が苦闘していたころは、球場にこの曲が流れても違和感があった。だが、調子が上がるにつれ、194センチ、130キロの巨砲の登場にマッチしてきた。オリックス在籍時のイチローが、珍しいカタカナの登録名を実力で定着させた経緯と共通している。

柔らかい、うまい、というのが打撃から受ける印象だ。太ってはいるが、身のこなしは柔らかく、バットコントロールはいい。

当初は長打狙いのアッパースイングが目立ったが、すぐに修正した。内角を鋭くついてくる日本の投手に対して、このままでは打てないと悟った。

もともと、センターから右方向へ打つのはうまかった。スイングをややレベルにして、外角寄りの球を無理に引っ張らなくなった。

日本球界の情報にも通じる

この辺りの適応力は見事で、セ、パ交流戦の前あたりから打率がどんどん上がり、長打も出るようになった。

韓国ではロッテ球団で11年プレーした。通算打率3割9厘、225ホーマー、809打点。2006年と10年に三冠王になり、昨年は打率3割5分7厘で首位打者だった。

08年の北京五輪、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表メンバーになり、日本球界の情報にも通じていた。

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