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主役をつかめ

個性派まとめる兄貴分 体操 田中和仁

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2012/7/26 7:00
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体操の男子代表、田中和仁(27、徳洲会)には得点を稼げる種目が2つある。平行棒と鉄棒だ。2009年の世界選手権で種目別銅メダルを獲得した平行棒は「高校の時から得意だった」。一方、鉄棒は「もともと苦手な種目」だという。

田中和にとって平行棒は「相棒」だ

田中和にとって平行棒は「相棒」だ

小中学生の大会で平行棒は競技種目にない。日本では多くの選手が高校生になってからはじめる。ただ、田中和の父は地元の体操クラブの代表。「小さい時から平行棒が身近にあって、よく遊んでいたから親しみがあった」

ぴんと伸びた倒立姿勢に、キレのある無駄がない動き。田中和にとって平行棒は、まさに「相棒」だ。「見ている人にきれい、格好いいと思ってもらうのが一番」。そんな体操への美学を表現するのに、平行棒はうってつけの存在といえる。

一方、鉄棒との関係は微妙。10年の世界選手権の団体戦、中国と競った状況でつなぎ技を失敗して落下。これが原因の一つとなり、日本は2位に終わった。大学時代の国際大会でも失敗しており「昔は毎日落ちているような感じだった」。

ただ、ポリシーは「6種目を通してこそ体操」。最終種目になることが多い鉄棒は「どうしても自信を持てるようにしなければならない」位置付けで、逃げるわけにはいかなかった。今でも「怖いのは怖い」という。練習の質と量でおじけそうな心をカバーしている。

「前半の床、あん馬、つり輪は耐える種目。跳馬を成功させ、平行棒でのっていく」。個人総合ではこんなシナリオを思い描いている。4月の日本選手権と5月のNHK杯。すでに代表を決めていた内村航平(コナミ)を除いて競った2つの代表選考会で、田中和はトップを走り続けた。

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