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五輪でゴール死守、「理詰め」のGK 権田修一(上)

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2012/7/7 7:00
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FWはシュートを外しても「次に決めればいいや」と思える。そういう楽天的な割り切りが必要なポジションでもある。3回の決定機を外しても4回目で決めて1―0で勝てばヒーローになれる。

GKは違う。ミスは即失点、敗北に直結する。負の方向への振れ幅は大きい。だから、失点も未然に防げた場面も原因を直視して細かく考え抜く。

GKは人を大人にするポジション

権田には一つの確信がある。GKは「人を大人にするポジション」ということだ。ゴールを守り抜くために、自分の強みと弱みをしっかり見つめる。

長所は伸ばし、弱点は改善する。そういう向上心は小学生から大人まで、GKなら等しく持っているという。

「ちゃらんぽらんでは絶対に務まらないですから。大人と子供の違いは何かというと責任感の有る無しですよね。キーパーはどうしたって責任感を持つポジションなんです」

「どんな失点でも防げる可能性はあったと思うようにしている。PKだって最後に止めるチャンスは残されているんですから」

サッカーを始めてから、ずっとゴールを守り続けてきた青年の客気がすがすがしい。

(敬称略)

〔日本経済新聞夕刊7月2日掲載〕

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