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藤原新「五輪マラソンコースを試走して感じたこと」

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2012/6/26 7:00
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しかし、僕が以前、そうだったようにフォームに神経質になって、確認し過ぎるのも良くありません。そうしていると、どんどんおかしくなります。フォームというものからは、適度の距離を置いたほうがいいのです。

「ランニングは教える、教わるのが難しい競技」と藤原新

「ランニングは教える、教わるのが難しい競技」と藤原新

マックスに近い負荷も必要

うまくいっているのか、いないのかを判断するには、マックスに近い負荷の練習をするのが一番だと思っています。根性ではどうにもならないほどの高い負荷の練習をするのです。

そういう練習は筋肉状態が良くて、しかも技術的にも良くないと、こなせません。そこで問題を見つけて、解決策をフィードバックしていくサイクルをつくっていきます。

原因が分からなかったとしても、そういう練習をしていれば、とりあえず強くなります。

僕はもう、「技術ありき」という考え方を取っ払っています。技術と体力のどっちが大事だというものではなくて、どちらも大事なのです。

最後の調整は体と相談しながら慎重に

札幌国際ハーフが終わったら、スイスのサンモリッツに行って、1カ月近くトレーニングを続けます。2009年の世界選手権ベルリン大会の前にも合宿したところで、いい印象を持っています。標高が1800メートルほどの高地で、暑さも回避できます。

トレーニングの負荷を落とすのは本番の2週間前になってからです。レースの1カ月前から負荷を少しずつ落とし始める選手もたくさんいますが、僕は2週間あれば疲労は取れると思っています。

また、ジョグ中心の軽い練習に切り替えると、心肺機能が落ちてしまう気がしています。

いずれにしても、最後の調整は体と相談しながら慎重に進めます。この段階で気をつけなければならないことが1つあります。

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