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藤原新「五輪マラソンコースを試走して感じたこと」

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2012/6/26 7:00
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五輪の本番に関しても、目標タイムは決めていません。コースが難し過ぎて、どのくらいで走れるのか予測がつきません。2時間10分は切りたいなと思っている程度で、明確な目標はありません。

仙台国際ハーフマラソンを走る藤原新。「すべての力をロンドン五輪に向ける段階にある」と語る

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理想のフォーム固まらず

このところ、安定して結果が出ているのは、負荷の高い練習をこなせているからだと思っています。もちろん、技術的に熟練したのと、肉体的に強くなったからでもあります。

技術的なもの、つまりフォームが大事だと高校時代に気づいていながら、なかなか理想のフォームが固まらず、成績も不安定でした。しかし、そういうことを積み重ねてきたから、いまがあるのだと思います。

ランニングというのは、教える、教わるのが非常に難しい競技です。結局、フォームというのは、どこがどうなっているのか、いいのか悪いのかは、本人にしかよくわかりません。

どこがどうなっているからダメなのか、自分で気づかないと、技術は向上しません。技術が重要なのは明らかなのに、本人にしかわからない部分があるので、ランニングの技術論を体系化しづらいのです。

技術の問題気づきにくく

走るというのは、技術的におかしくてもできてしまいます。それもまた、困った点です。何とか走れてしまうから、技術が重要だと気づかない人がたくさんいます。

技術がおかしいから、走るのがきつくなっているのに、体調が悪いからだと決めつけてしまう人もいます。

つらい原因は、筋肉の状態や心肺機能の問題にもできます。また、ランニングというのは根性でどうにかなってしまう場合もあります。だから、なかなか技術的な問題に気づかないのです。

フォームというのは一瞬で悪くなることもあるし、良くなることもあります。実は、2月の東京マラソンが終わってから、フォームが少し崩れていた気がします。いま、やっと東京の時の状態に戻った感じです。

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