スポーツ > コラム > 記事

ユーロスタジアム

フォローする

なでしこ、敗戦でつかんだ五輪への手応え
サッカージャーナリスト 原田公樹

(4/5ページ)
2012/6/22 7:00
共有
印刷
その他

プレッシャーのかけ方やボールへの寄せなど、米国戦から改善された点はいくつかあったが、まだまだ本領発揮したとはいえない。佐々木監督も「思いのほか、個々のコンディションはいまひとつだった。なでしこはこんなもんじゃない」と語っていた。

プラスの要素も

だが、プラスの要素もあった。「良性発作性頭位めまい症」を乗り越え、今遠征から代表復帰したMF沢穂希(INAC神戸)は、後半から途中出場。

コンディションはまだまだだが、随所に沢らしい寄せからボールを奪い、絶妙なパスを出すなど見せ場を作った。佐々木監督が「米国戦よりも彼女らしいプレーをした。成長していた」と目を細めたほどだ。

また、スウェーデン相手に宮間がボランチとして非常によく機能したことも大きい。中盤の真ん中で的確に動き、攻守の要として活躍した。所属する岡山湯郷ではボランチが定位置で、これまで代表でもプレーしたことはあったが、一番いい出来だった。

非常時には宮間をボランチで使えるメド

ボランチのレギュラーはMF阪口夢穂(日テレ)と沢だが、万が一にも沢のコンディションが整わない場合や、病気が再発することも考えられる。

またボランチとセンターバック、左サイドバックがこなせる宇津木瑠美(モンペリエ)が米国戦で相手選手のタックルを受け、右膝内側側副じん帯を損傷。「宇津木は手術をすることなく、自然に治す。1週間で劇的によくなれば、(五輪に間に合う)可能性はある」と佐々木監督は希望を込めて語っていたが、五輪出場は難しいかもしれない。

こうした非常時に宮間を右MFからボランチへコンバートできるメドがたったことは大きな収穫だ。

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

ユーロスタジアム 一覧

フォローする

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のMF香川真司が、一時の輝きをすっかり失ってしまった。いまやルーニーにトップ下のMFのポジションを奪われ、リーグ戦のレギュラーからも外されて、カップ戦要員に。そ …続き (2012/10/26)

 ザッケローニ監督が率いるサッカー日本代表が、“中間テスト”の時期を迎えた。いま欧州遠征中で、12日にフランス代表、16日にブラジル代表と戦う。
 このイタリア人監督に率いられて2年。昨年のアジアカップ …続き (2012/10/12)

 先日、イングランド・プレミアリーグのウィガンを指揮するロベルト・マルチネス監督がFW宮市亮について、こんな表現で褒めた。
 「リョウは素晴らしかった。お金を払って見るに値する選手だ」 …続き (2012/9/28)

ハイライト・スポーツ

[PR]