2017年12月17日(日)

移転で再起期す

2011/9/8 21:06
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 津波などで多くの製造業が工場や設備を流され、廃業の危機に直面した。震災からの6カ月、部品メーカーの雄勝無線は工場を移転し、再起を図る。

移転先で操業する雄勝無線(9月7日、宮城県石巻市)

移転先で操業する雄勝無線(9月7日、宮城県石巻市)

3月末に取引先企業の軒を借り、生産を再開した。山下専務の自宅も全壊し、今は会社の2階で寝泊まりしている。父親である社長の健吾さんは仮設住宅で暮らす

3月末に取引先企業の軒を借り、生産を再開した。山下専務の自宅も全壊し、今は会社の2階で寝泊まりしている。父親である社長の健吾さんは仮設住宅で暮らす

5月になって、自力で他の会社の倉庫を借り、操業を続ける

5月になって、自力で他の会社の倉庫を借り、操業を続ける

被災当時、14人いた従業員のうち13人が戻ってきてくれた。従業員は、なれた手つきで製品の状態を確かめる

被災当時、14人いた従業員のうち13人が戻ってきてくれた。従業員は、なれた手つきで製品の状態を確かめる

従業員の菅野静枝さんは津波で自宅を失い、現在は仮設住宅から通っている。会社の再開を聞いたときは「正直、驚いた」という。4月に入って復帰すると「職場で仲間の顔を見たときは安心した」と話してくれた

従業員の菅野静枝さんは津波で自宅を失い、現在は仮設住宅から通っている。会社の再開を聞いたときは「正直、驚いた」という。4月に入って復帰すると「職場で仲間の顔を見たときは安心した」と話してくれた

工場の壁には、3月に間借りした会社の前で撮影した記念写真がはられていた

工場の壁には、3月に間借りした会社の前で撮影した記念写真がはられていた

午後3時の休憩時間、雑談する従業員たちから笑顔がこぼれる。一度は事業継続をあきらめかけた。しかし、今は「何回でもチャレンジしましょう」と山下専務は再起を誓う=写真 小川望

午後3時の休憩時間、雑談する従業員たちから笑顔がこぼれる。一度は事業継続をあきらめかけた。しかし、今は「何回でもチャレンジしましょう」と山下専務は再起を誓う=写真 小川望

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