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サッカー日本、豪州戦で得た「勝ち点1」の代償
サッカージャーナリスト 大住良之

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2012/6/14 7:00
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「あのPKの場面は、何があったのか、私には確認できなかった」(日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督)

「内田はファウルをしていない。私はテレビで確認した」(オーストラリア代表のホルガー・オジェック監督)

内田は抱え込むようにしていたが…

12日、オーストラリアのブリスベーンで行われたFIFAワールドカップ2014ブラジル大会のアジア最終予選、オーストラリア―日本戦。後半23分、オーストラリアの左CKの場面だった。

MFウィルクシャーのキックを日本代表GK川島永嗣(リールス)がパンチでクリア。そのとき、ガムディ主審(サウジアラビア)が笛を吹いた。倒れている選手はいない。川島へのファウルをとったのか。

そうではなかった。日本のDF内田篤人(シャルケ)のオーストラリアFWアレックス(清水)へのファウル。オーストラリアにPKが与えられたのだ。そしてこのPKが、日本から「勝ち点2」を奪うことになった。

GK川島の視野を妨害するように、アレックスはゴール内、ゴールラインのすぐ手前に立っていた。内田は背後からアレックスをマークしていた。ウィルクシャーがキックしたとき、内田はたしかにアレックスを抱え込むような動きをしたが、強く引き倒したわけではない。アレックスは少し動いただけだった。

内田、9月のイラク戦は出場停止に

ガムディ主審は、それをファウルとしてオーストラリアにPKを与え、内田にイエローカードを出したのである。

最終予選の初戦だった3日のオマーン戦でイエローカードを受けていた内田。これで累積が2枚となり、9月11日のイラク戦(埼玉スタジアム)は出場停止となった。

そして、そのPKをウィルクシャーがゴール中央上に強く決めて、日本は追いつかれてしまったのだ。

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