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貧打・阪神の象徴…悩める元4番・新井貴

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2012/6/8 7:00
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勝率5割前後を行ったり来たりして、いまひとつ勢いに乗れない今季の阪神(7日現在、22勝24敗7分けでセ・リーグ4位)。なかなか上昇ムードになれない主因は、チーム打率がリーグ5位の2割2分6厘という低調な打撃にある。そんな貧打の象徴といえるのが新井貴浩だ。打順降格や先発落ちまで味わった、悩める「元4番」の復調はなるか。

連続試合出場は490でストップ

5月31日、本拠地・甲子園でのロッテ戦。先発メンバーから新井貴の名が消えた。

スタメン落ちは2008年10月以来、3年8カ月ぶり。九回にブラゼルの安打で阪神が今季3度目のサヨナラ勝ちを飾った試合で、結局、新井貴は出番がなく、08年9月27日から続いていた連続試合出場は490でストップした。

この欠場は、新井貴の打撃不振によるものだ。なにしろ直前5試合は21打数1安打と大スランプ。特に前日の試合では2打席連続3球三振に倒れるなど、見るからに自信を失っていた。

和田監督は「ちょっと(復調の)兆しというか、そういうものが見えなかった」とスタメンを外した理由を説明した。

練習ではいいんだけれど…

その決断は突然下されたものではない。今季開幕時には4番に座り、4月11日の広島戦(マツダ)で2打席連続2ランを放つなど、序盤戦こそ主砲の名にふさわしい輝きを放っていた新井貴だが、いかにも力んだスイングが正確性を欠き、成績は徐々に下降線をたどっていた。

5月4日には4番から6番へ打順降格。重圧という点では少し楽になったはずだが、その後も、復調の兆しが見えたかと思うとすぐまた当たりが止まる繰り返し。

打率も2割3分2厘(7日現在)まで落ちてしまい、「練習ではいいんだけれど、試合になると焦って力が入ってしまう」と片岡打撃コーチも助言に困るような状態が続いている。

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