2019年3月25日(月)

未来面「つくりかえよう。」

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 日本経済新聞社は、読者や企業・団体の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「つくりかえよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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住み続けたい街づくり実現へ必要な保険は?
読者の提案 原典之・三井住友海上火災保険社長編

未来面
(1/4ページ)
2019/2/25 2:00
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原社長の提示した「住み続けたい街づくり実現へ必要な保険は?」という課題に対し、多数の投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部を紹介します。

■人にドラレコ装着

 向山 昌吾(会社員、38歳)

妻にどんな街に住みたいか聞いたら、治安が良くお年寄りと子供が安心して暮らせる街と答えた。

最新の自動車保険にはドライブレコーダーが付き、事故対応だけがサービスという時代が終わろうとしている。東北大が開発したTMRセンサーは磁界を検知し非接触で様々な物が計測できる。お年寄りや子供がそのセンサーと全地球測位システム(GPS)等を組み合わせたものを持ち歩けば、健康状態や位置等を把握でき、事故や犯罪に巻き込まれる確率が低くなり、親族に安心を届けられるのではないか。

傷害保険にこのセンサーをセットすれば、人型ドラレコ保険ができる。センサーは建物の老朽化箇所もわかるので、火災保険とセンサーをセットにすれば、保守点検の質を向上させ、建物の安全性が高まって安心して暮らせるのではないか。保険と異業種のアライアンスが住み続けたい街づくり実現につながるのではないかと考える。

■AI故障時に対応

 西藤 誠(海陽中等教育学校高校2年、17歳)

科学技術が発達し、人工知能(AI)が普及している。人間より効率的かつ正確に仕事をこなしてくれるありがたい存在だ。将来的にはさらにAIへの依存度が高まるだろう。一方で、AIの故障や使い方を誤り、仕事をこなせなかった場合、多大な損害が発生してしまう。

そこで、AI保険を提案する。現在はさほどAIが普及しているわけではないのでしばらくは主に法人向けに販売することになるだろうが、AIが一般家庭に普及したときに果たす役割は大きい。特にAIによって自身や他者に危害が及んだ際は、責任問題が複雑になる恐れがあるが、保険で容易に解決できるのではないか。

AIの普及によって我々の生活はますます便利になるが、リスクを伴うことも考えなければならない。有事の場合に補償をしてくれるAI保険があれば少なからず安心できるだろう。

■街全体で安全対策

 神村 孝弘(会社員、57歳)

事故を起こさない人ほど保険料が下がる自動車保険のように、ビルごとや地域全体に安全対策、災害対策を施して災害保険などの保険料が下がる仕組みをつくれないか。

例えばビルを安全にする耐震設備や、被災の度合いを解析するシステムを設ける。法令で定められた消防訓練よりも高いレベルで訓練する。あるいは行政や地域と連携する。そうしたことでポイントをもらい、獲得ポイントに応じて保険料率が低くなるものだ。

経済的なメリットがあれば、地域の安全対策や大規模災害対策はもっと加速する。住民と企業、企業と行政の連携も進み、犯罪が起こりにくくて災害にも強い安心安全なまちづくりが推進され、結果として保険会社による保険金支払いも少なくなる。まちづくりに関わる行政・企業・住民の皆が「三方よし」となる。

【以上が紙面掲載のアイデア】

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