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富士山ぐるり1周156キロ トレイルランの魅力

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2012/5/5 7:00
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富士山をぐるりと1周、156キロを巡る「ウルトラトレイル・マウントフジ」が開催される

富士山をぐるりと1周、156キロを巡る「ウルトラトレイル・マウントフジ」が開催される

 山や森を走るトレイルランニングの人気が高まる中、富士山をぐるりと1周、156キロを巡る「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」が5月18~20日に開催される。累積標高差は約8500メートルで、制限時間は48時間。日本のトレランの第一人者であり、コースディレクターを務める鏑木毅(かぶらき・つよし、43)さんに、大会の魅力などについて語ってもらった。(聞き手は編集委員 吉田誠一)

モンブラン一周に匹敵するレースを

 ――富士河口湖町(山梨)を発着とするUTMFは日本初の100マイルのトレイルランニング・レース。昨年は東日本大震災の影響で中止を余儀なくされた。鏑木さんがこの大会をつくろうと思ったきっかけは。

鏑木毅さん

鏑木毅さん

 「僕が初めて経験した100マイルレースは2007年のウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン(UTMB)。スイス、イタリア、フランスをまたいで、モンブランを一周する世界最高峰の大会です。あのときは悲惨な目に遭って(12位)、帰国する際には乗り継ぎの空港で車いすに乗るほど体がボロボロになりました」

 「でも、そのとき、いつか日本でもこうした大会をつくりたいと思ったんです。大会のスケールがそれまで出たレースとはまったく違った。モンブランを一周するストーリー性もいいし、完成度が非常に高い大会でした」

ウルトラトレイル・マウントフジのコース

ウルトラトレイル・マウントフジのコース

 ――UTMBは世界のトレイルランナーが一度は挑戦してみたいと、あこがれる大会。鏑木さんは08年に4位、09年に3位に食い込んで脚光を浴びた。

 「歩いたら1週間から10日掛かるコースで、累積標高差は9500メートルにもなります。そこを制限時間48時間で走るわけだから、すべての選手がリスペクトされます」

 「選手も、応援する人も、大会を運営する人もみんなが感動を共有していて、スポーツ文化の成熟を感じました。そういう大会を日本でも開催したいと、ずっと思ってきました」

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