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早くも2監督が解任…Jリーグで「嵐」は続くか
サッカージャーナリスト 大住良之

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2012/4/20 7:00
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横浜Mの樋口監督も厳しい

木村和司前監督の後を受け今季から横浜Mの指揮をとる樋口靖洋監督も厳しい。今季これまで6戦して4分け2敗、まだ勝利がない。順位も15位と低迷している。

新エースとして期待されたFWマルキーニョスが腰痛でまだプレーできないのが大きな誤算。開幕戦では柏レイソルを相手に3-3の派手な「打ち合い」を演じたが、以後は4試合連続無得点。14日の大宮戦でFW小野裕二がようやく1点を決めたが、後半37分に追いつかれて引き分けた。

どの相手とも接戦は演じるものの勝ちきれない横浜M。次戦、21日の磐田戦(アウェー)で負けるようなことがあると、樋口監督の座はきわめて危なくなる。

「ペトロビッチのサッカー」は未完成だが…

一方、「外」からやってきてすぐに好成績を残しているのが、浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督とFC東京のランコ・ポポビッチ監督だ。

6年在籍した広島を離れ、同じ姓のゼリコ・ペトロビッチ氏から浦和を引き継いだミハイロ氏は、広島でやっていた攻撃的な3-4-2-1システムの導入を図っている。

攻撃陣にミハイロ氏のサッカーを知り尽くしている元広島のMF柏木陽介がおり、守備陣にはやはり元広島でドイツのケルンから1年間の期限付きで移籍してきた槙野智章、MFにはイングランドのレスターから戻ってきた阿部勇樹といった選手の存在が、現在の4勝1分け1敗、2位という好成績を生んでいる。

ミハイロ氏が目指す攻撃的サッカーの完成までには、1試合走りきるフィジカルコンディションの問題もあり、まだ時間がかかりそうだ。しかし序盤戦から勝利を積み重ねられたことで、「ミハイロのサッカー」の浸透が加速する可能性は十分ある。

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