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早くも2監督が解任…Jリーグで「嵐」は続くか
サッカージャーナリスト 大住良之

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2012/4/20 7:00
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開幕から無得点の3連敗(0-1仙台、0-1川崎、0-2広島)。1分け(0-0横浜M)をはさんで、ようやくシーズン初得点を記録しながらホームで浦和に1-3で逆転負けを喫した時点で、ジョルジーニョ監督が解任されてもおかしくはなかった。

ブラジルだったら、3試合で解任されていただろう。FC東京戦では勝ったものの守備を固めてカウンターを繰り出すというサッカーで、「王者の風格」はまったくなかった。今後も監督解任の危機が続きそうだ。

姿を消したG大阪の緻密なパスサッカー

G大阪は02年から10年間指揮をとってきた(そしてその10年間でJリーグ随一の結果を残した)西野朗監督が昨年限りで退任した。

チームは呂比須ワグナー氏を後任にあてようとしたが、Jリーグの監督に必要なS級ライセンスをもっていないことがネックとなり、結局、ブラジルで指導経験豊富なセホーン氏を招聘(しょうへい)、呂比須氏はヘッドコーチに就任した。

DFにFC東京から日本代表の今野泰幸を獲得、攻撃面でも昨季に甲府で大暴れしたFWパウリーニョを入れ、充実した戦力で優勝を目指した。

ところが開幕してみると、昨年までの緻密なパスサッカーは姿を消し、FWに並ぶラフィーニャとパウリーニョが個人技で突破を狙うという形になってしまった。

チーム全体がちぐはぐになり、神戸に2-3、C大阪に1-2、そして磐田に1-2と3連敗。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも開幕から連敗し、通算5連敗となったところでセホーン監督と呂比須ヘッドコーチは解任され、コーチから松波正信氏が昇格して第4節以降を戦っている。

松波新監督は、遠藤を中心としたパスサッカーに戻す一方、MF阿部浩之、FW佐藤晃大といった新加入の選手を積極的に起用。14日の川崎戦でこの2人の得点などで、ようやく今季初勝利を手にした。

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