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早くも2監督が解任…Jリーグで「嵐」は続くか
サッカージャーナリスト 大住良之

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2012/4/20 7:00
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20シーズン目のJリーグが異常だ。鹿島、G大阪、横浜Mといった「上位争いの常連」が下位に沈み、ベガルタ仙台が首位を快走している。18クラブのうち、早くも川崎の相馬直樹監督、G大阪のジョゼカルロス・セホーン監督の2人の指揮官が解任されているが、これで止まりそうもない。Jリーグでまだまだ嵐は吹き荒れるのだろうか。

G大阪と鹿島の不調

2002年から11年まで、過去10シーズンのJ1での勝ち点を集計してみると、この10年間がどんな時代だったかがわかる。

1位はG大阪で、勝ち点の通算は579。これに僅差で2位になったのが鹿島。わずか2勝ち点差の577である。そして少し水をあけられて浦和(534)、4位名古屋(518)、5位横浜M(516)と続く。

10シーズンのうち、鹿島は3回にわたって優勝を飾っている。オリベイラ監督が就任した07年からの3連覇である。G大阪は優勝こそ05年の1回だけだが、18クラブになった05年以降コンスタントに勝ち点60以上を記録(08年のみ勝ち点50)して、優勝争いに加わってきた。

その2チームが、ともに現在1勝1分け4敗でG大阪が16位、鹿島が17位で「最下位争い」を演じている。

鹿島に大きかった野沢の穴

鹿島は5シーズン率いてきたオリベイラ監督が退任し、かつて鹿島で活躍したジョルジーニョ監督が今季新たに就任した。しかし攻撃の中心であったMF野沢拓也が神戸に移籍した穴が大きかったようだ。

ジョルジーニョ監督は若手を積極的に起用、新人の山村和也をセンターバックに固定し、攻撃的MFには遠藤康を使っているが、5試合を終えた時点での得点はわずか1。それに対して失点は7と、予想外の不調に陥った。14日の試合でFC東京を2-1で下し、ようやく今季初勝利を挙げた。

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