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藤原新「五輪マラソン、意外と通用するのでは」

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2012/4/17 3:30
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ロンドン五輪出場を決めた藤原新

ロンドン五輪出場を決めた藤原新

2月26日の東京マラソンを2時間7分48秒で走り、日本人トップの2位に食い込んだ藤原新選手(ふじわら・あらた、30)がロンドン五輪出場を果たしました。2年前にJR東日本を退社してプロ宣言したものの、スポンサーから契約を解除され、無職のまま五輪を目指してきた異色のランナーです。理屈を大事にする選手だけに、様々な問題を考え抜いた末に、理にかなったトレーニングで世界と戦う体をつくっています。

"アウェー"に慣れるため米国トレ

ロンドン五輪の男子マラソンが行われるのは8月12日です。そこに向けて、実戦的なトレーニングを積むのは5月からの3カ月間になります。3、4月はその練習をするための体づくりという位置付けです。

イメージとしては7月を迎えたときには、2時間7分48秒の自己ベストを出した東京マラソンのときと同じような体にしておきたい。そこから未知の世界に入っていき、さらに体を磨いていきたいと思っています。

日本にいると何かと騒がしいので、今週から米国カリフォルニア州のカーメルでしばらく合宿を張ります。静かな環境で淡々とトレーニングに打ち込むつもりです。

いいフォームを再現するためのアプローチの仕方を変えた

いいフォームを再現するためのアプローチの仕方を変えた

海外に出るもう一つの理由は、ロンドン五輪をにらんで、いわゆるアウェー、つまり海外の環境に順応するすべを身につけるためです。

5月上旬に帰国して、13日の仙台国際ハーフマラソンに出場します。さらに27日にはロンドンで行われる10キロのレースに出る予定です。その後のことは、まだはっきりとは決めていません。カーメルがいいところだったら、6月にまた行くかもしれません。

アプローチの仕方を変える

故障もあって、2010年のニューヨークシティ・マラソンで途中棄権し、11年の東京マラソンは57位と大惨敗を喫しました。その不振を脱して、今年の東京で自己ベストを出したわけですが、マラソンのトレーニングについての考え方はずっと変わっていません。

長崎・諫早高校時代から、ランニングフォームを大事にしています。いいフォームで走らないと、いい練習ができない。その考えは同じですが、いいフォームを再現するためのアプローチの仕方を変えました。

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