2019年2月23日(土)

津波被害の小学校閉校 思い出胸に前へ

2012/3/25 0:10
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津波被害を受けた宮城県石巻市の小さな小学校が3月24日閉校となり、現在の場所に移ってから107年の歴史に幕を下ろした。牡鹿半島にある谷川(やがわ)小学校。震災時にいた12人の児童は山を駆け上がって全員無事だったが、家が流されるなどした児童らは約半数が転出。残った児童は7人。4月に近くの大原小学校と統合する。5年生の松川千紘さんは、「思い出を大事に、前に進みたい」と話した。

閉校式を前に校舎に感謝の花を手向け、校歌を斉唱する谷川小学校の児童と卒業生ら(24日、宮城県石巻市)

閉校式を前に校舎に感謝の花を手向け、校歌を斉唱する谷川小学校の児童と卒業生ら(24日、宮城県石巻市)

校舎にお別れをし、津波で壊れた坂道を上る児童ら(24日)

校舎にお別れをし、津波で壊れた坂道を上る児童ら(24日)

写真上は、2月にボランティアの手できれいに片付けられた校舎内(24日)。写真下は昨年4月、がれきで埋め尽くされたままの様子

写真上は、2月にボランティアの手できれいに片付けられた校舎内(24日)。写真下は昨年4月、がれきで埋め尽くされたままの様子

記念碑を除幕する児童ら。浜遊泳に海釣り、鬼ごっこにかくれんぼ。少人数ならではの先生との濃密な時間。すべてが良い思い出だ(24日)

記念碑を除幕する児童ら。浜遊泳に海釣り、鬼ごっこにかくれんぼ。少人数ならではの先生との濃密な時間。すべてが良い思い出だ(24日)

自宅が流され、東松島市に引っ越した4年生の米倉涼君。久しぶりに会った親友と追いかけっこ。来週また会う約束をした(24日)

自宅が流され、東松島市に引っ越した4年生の米倉涼君。久しぶりに会った親友と追いかけっこ。来週また会う約束をした(24日)

写真上は閉校式会場の旧大原中学校体育館で卒業生や家族を前に「谷川っ子ソーラン」を披露する児童(24日)。写真下は昨年6月の様子。避難所として使われていた同体育館で、被災した漁師が定置網を作っていた

写真上は閉校式会場の旧大原中学校体育館で卒業生や家族を前に「谷川っ子ソーラン」を披露する児童(24日)。写真下は昨年6月の様子。避難所として使われていた同体育館で、被災した漁師が定置網を作っていた

同小2300人目で最後の卒業生、渥美楓(かえで)さん(中央)が踊りをリードする。4月からは中学生。「部活動のテニスを頑張りたい」

同小2300人目で最後の卒業生、渥美楓(かえで)さん(中央)が踊りをリードする。4月からは中学生。「部活動のテニスを頑張りたい」

閉校式を終え、笑顔の「谷川っ子」。春からはそれぞれの新生活が始まる=写真 浅原敬一郎

閉校式を終え、笑顔の「谷川っ子」。春からはそれぞれの新生活が始まる=写真 浅原敬一郎

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