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ドルトムントにあってバイエルンにない「献身」の精神

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2012/3/25 7:00
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ドイツ・ブンデスリーガ(全34節)は残り8節と終盤戦を迎えている。優勝争いは2連覇を目指すドルトムント(18勝5分け3敗の勝ち点59)と、2季ぶりの優勝を狙うバイエルン・ミュンヘン(17勝3分け6敗の勝ち点54)の一騎打ちになりそうな様相だ(記録は23日現在)。

■香川、気持ちよさそうにプレー

ドルトムントは3月17日に香川真司の「バースデー・ゴール」でブレーメンを破り、昨年9月24日から20戦負けなしでクラブ記録を更新した。

香川は相変わらず好調を維持している。一度は波が落ちるときが来るかなと思っていたが、まったくそんなことがない。気持ちよさそうにプレーしている。

自由にプレーできているのは、SH(サイドハーフ)のグロスクロイツとブワシュチコフスキという頑張り屋がいるからだ。この2人がよく走って守備にも力を割いてくれるので、香川の負担が軽くなっている。

ドルトムントの攻めは香川のところでスイッチが入るようになっている。縦パスを受けた香川が、たとえばドリブルで突っかけて、サイドに散らす。そこで攻撃がスピードアップする。

■攻撃のスイッチ、香川のところだけ

逆の言い方をすると、ドイツ代表のゲッツェが故障で長期離脱しているので、実は攻めのスイッチが入るのは香川のところだけになっている。

そこを抑えられてしまうと、スピードアップできない。ドルトムントはゆったり攻めて点を取れるようなチームではないので、香川を封じられると厳しい。

それが現実となったのが10日のアウクスブルク戦。相手は香川にCH(センターハーフ)の細貝萌を付けてきた。香川が自陣に侵入してきたら、密着する。ボールを預けるところがなくなったドルトムントはなかば機能不全に陥り、0-0の引き分けに終わった。

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