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男子サッカーも五輪出場 本当の戦いはこれからだ
サッカージャーナリスト 大住良之

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2012/3/16 7:00
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ロンドン五輪出場を決め、サポーターとともに喜ぶ日本イレブン(14日、東京・国立競技場)

ロンドン五輪出場を決め、サポーターとともに喜ぶ日本イレブン(14日、東京・国立競技場)

関塚隆監督率いるサッカーのU-23(23歳以下)日本代表は3月14日、ロンドン五輪アジア最終予選の最終戦をバーレーンと戦い、国立競技場を埋めた3万6233人のサポーターの前で2-0の快勝、1996年のアトランタ大会以来5大会連続のオリンピック出場を決めた。昨年9月に出場権を獲得した女子日本代表(なでしこジャパン)とともに、3大会連続で男女そろっての出場となる。

男子サッカーのオリンピック出場は、韓国と並ぶアジア最多の9回目。ロンドン五輪サッカー競技(男女)の組分け抽選会は、4月24日にロンドンのウェンブリースタジアムで行われる。

■後半、開始早々に地震があったが

「負け試合のために、監督というのはありとあらゆる言い訳を用意している。しかし地震というのは、そのなかに入っていなかった」

試合後の記者会見で、バーレーンのピーター・テーラー監督(イングランド)はこんな話をした。

後半が始まって4分を過ぎたころ、国立競技場がゆらゆらと揺れた。千葉県の銚子沖を震源とする地震で、国立競技場のある東京の新宿区は震度3。スタンドが大きくどよめいたが、プレーはかまわず続けられた。

後半、先制ゴールを決め、比嘉(右)と抱き合って喜ぶ扇原

後半、先制ゴールを決め、比嘉(右)と抱き合って喜ぶ扇原

この地震の後、それまでなかなかうまく進まなかった日本の攻撃が破壊力を増した。

後半10分、扇原が待望の先制点

後半10分、中央のMF山口蛍(C大阪)から左タッチライン沿いに開いたDF比嘉祐介(横浜M)へパス。その瞬間、比嘉の内側からMF原口元気(浦和)が飛び出した。タイミングを逃さずに比嘉が縦のスペースに入れる。

追いついた原口がワンタッチで戻し気味のパスをペナルティーエリアに送ると、後方から走り込んできたボランチのMF扇原貴宏(C大阪)が利き足とは逆の右足でゴールに叩き込んだのだ。

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