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「中国サッカーは改革元年」 岡田武史・前代表監督(上)

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2012/2/26 3:30
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――ピッチの外でも想定外のことが起きているのでは。

「まだまだアマチュア的な考えが多い。例えば、クラブにはスカウトがいないとか。話を決めるにはオーナーと直接話すのが一番みたいな。オーナーが決めたら誰も何も文句は言わない。裏返すと、私とオーナーの間にいる人たちは伝言役みたいになって……。これだと、しっかりとした中間管理職は育ちにくいよね」

体幹を鍛えるトレーニングを指導する岡田武史監督

体幹を鍛えるトレーニングを指導する岡田武史監督

■16チーム中13人が外国人監督に

――清水との練習試合(10日)を見ましたが、GKからしっかりボールをつないで攻撃を組み立てるサッカーを志向しているように感じました。フィジカルの強さを押し出す中国のイメージとかなり違う印象を受けました。

「昨シーズンまでは後ろと前が完全に分かれて、後ろから長いボールを外国人のFWめがけてけって走らせて、というサッカーをしていた。でも、私がやりたいのはポゼッション重視のサッカーだから。選手は喜んでいる。中盤の選手にすれば、去年はボールが頭の上を飛び交っていただけだ、とね」

「うちだけじゃない。今季のスーパーリーグは16チーム中13人が外国人監督になった。これでかなり中国のサッカーは変わるんじゃないかな。改革元年というかスタートの年になる気がする。1月の昆明の合宿で旧知のヤン・フェルシュライエン(元Jリーグ千葉監督)と話す機会があったけれど、彼が指揮をとる河南建業も、やっぱりそういうサッカーだったよ」

■オランダにだってそうはいない?

――清水との練習試合で8番をつけていたボランチ(陳中流)なんか、かなりの素材に見えましたけれど。

「今はちょっとケガで休んでいるけれどね。私がユースからトップチームに引っ張り上げたばかりで。中国のU―19(19歳以下)代表監督はオランダ人なんだけれど、その人に『あんなうまいやつは日本でもなかなかいない』と言ったら、『オランダにだってそうはいない』と。そういう選手が(中国には)いるんだよね」

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