2018年12月14日(金)

未来面「つくりかえよう。」

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 日本経済新聞社は、読者や企業・団体の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「つくりかえよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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新しい時代にどのような役割を担いたいですか?
読者の提案 日経未来会議編

未来面
(1/3ページ)
2018/11/19 2:00
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日経未来会議の提示した「新しい時代にどのような役割を担いたいですか?」という課題に対し、多数の投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部を紹介します。

■伝統的な技術 後世に伝える

 児玉 桃香(クラーク記念国際高校岐阜駅前キャンパス、17歳)

将来何らかの形で日本の文化や芸術、技術を未来に伝える仕事に就きたい。若いうちから伝えるということではなくても、例えば、退職後に個人で昔ながらの日本食を提供するレストランを開くことや日本の芸術である生け花を体験できる場所や機会を提供したりするのはどうだろう。今の日本はたくさんの新たな技術を生み出しているが、伝統的な技術はどんどん受け継ぐ人がいなくなる一方だ。昔ながらの技術を学ぶことはとても難しく、時間がかかる。そこで、直接技術を学ぶのではなくても過去の人達はこういった技術を生み出していたことを未来に伝えていくことが重要だ。実際に行動に移すのは難しいかもしれないが、文化や芸術や技術を今の時代で絶やすのは惜しいので、私たちより未来を生きる人たちに伝えていきたいと思う。

■好きなことに熱中 新たな価値生む

 北岡 道和(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部、21歳)

技術革新は我々の生活を大きく変えた。車、飛行機などの登場によって移動時間が数倍にも短縮され、電話、インターネットによって直接会わなくてもコミュニケーションをとることができるようになった。農業生産効率は飛躍的に向上し、電気があるので時間を気にせず活動できる。近年では人工知能(AI)によって知的活動分野までも技術が代替してくれる時代になった。人間がこれまでやらなくてはならなかった苦労をやる必要がなくなったのだ。人生を自分の好きなことに充てることができる時間が増えた。それぞれが好きなことに熱中することでその道のプロになり、その分野でそれが好きでたまらないプロによって新たな価値が生み出されていく。これが新たな仕事像であると考える。自分らしく、好きなことをして生きることで、社会によりよい価値をもたらすことがこれからの生き方ではないだろうか。

■人間だけにしかできないこと

 佐々木 駿(海陽学園海陽中等教育学校1年、12歳)

新しい時代に貢献するためには技術の進歩によって生まれた、感情を持たない"モノ"である人工知能(AI)にはできない、感情を持っている生身の"人間"にしかできないことを見つける必要があると考える。そこで考えたのは、病気などが原因で一人で生活ができない人の看病や介護だ。読者の方の中には、「介護ロボットがあるだろう」という人もいるかもしれないが、それは違うと思う。確かにそのようなロボットは存在するかもしれないけれど、ロボットに世話されている人たちは、果たして満足することができるのだろうか?モノに感情のない無機質な声で話しかけられる。皆さんだったら、それで我慢できるだろうか?僕は耐えられない。やはり、人間の世話は、人間がいいと思う。ほかの分野で、人間はAIに負けてしまうかもしれないけれど、この分野では人間が役割を担っていくべきだと考えている。

【以上が紙面掲載のアイデア】

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編集委員の講評

2018/11/19 2:00

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2018/10/22 2:00

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