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ザック・ジャパン、唯一フル出場 FC東京・今野泰幸(上)

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2011/12/31 7:00
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宮城県出身の今野は実直な人柄で知られる。言葉より背中で引っ張るタイプというか。それを本人も肯定してきたが、チーム内で実績、年齢が上の方になるにつれ、そこにある種の"逃げ"を認めるようになった。

「黙々と自分のパフォーマンスに集中する。これって聞こえはいいけれど、人に何か言うのが面倒になった時の言い訳みたいに感じるようになって。これを言うと相手が気にするんじゃないかと遠慮していた部分があった。今年は本音で"こうした方がいいよ"と誰にでも言うようにした。それだけチーム全体を見られるようになったんだと思う」

変化は主将に指名した大熊監督も認める。

■不言実行から有言実行へ

「多弁じゃないけど、サッカーがよく分かっているから説得力がある。(チーム状態が)どん底の時に自発的にチームを仕切る部分が出てきて本当にキャプテンらしくなった。ポストによって引き出された面もあるだろう。代表でもキャプテンマークを巻くくらいになると周りの見る目が変わり、そうなると本人の言動にも確固たるものが出てくる。人間的にも選手としても多面的に力を伸ばしたと思う」

不言実行から有言実行へ――。本人にすれば「ちょっとしたチャレンジでした」。そのハードルを見事に乗り越えた。

(敬称略)

[日本経済新聞夕刊2011年12月26日付]

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