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ザック・ジャパン、唯一フル出場 FC東京・今野泰幸(上)

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2011/12/31 7:00
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今野泰幸(28)にとって今年は非常に中身の濃い1年だった。

主将としてFC東京を降格1年でJ1復帰に導いた

主将としてFC東京を降格1年でJ1復帰に導いた

主将を務めたFC東京はJリーグ2部(J2)で優勝、降格から1年で1部復帰に成功した。日本代表もワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選を無事クリア、最終戦を待たずに来年6月からの最終予選進出を決めた。

■日本代表守備の要もチームはJ2降格

特に代表ではザッケローニ監督の信頼も厚く、同監督が指揮を執ってからの全17試合(慈善試合は除く)にCBでフル出場した。これは今野にのみ与えられた名誉である。

「こんなに一年を通して出られたのは代表では初めて。本当に充実していた。J2でやったことも苦しんだ分だけ成長できたし、今では良かったと思っている」

人知れぬ悩みを抱えた1年でもあった。クラブをJ2に落とした責任感から残留したが、J2でのプレーが自身の成長につながるか不安だった。代表仲間の海外やJ1での華々しい活躍は、いや応なく耳に入る。「このままでいいのか」と考え込むのも無理はない。

そうした気持ちを抱えて勝てるほど甘くはないのもJ2である。注目を集める代表選手に一太刀浴びせて名を売ろうとする者が押し寄せる。J2ではずぬけた戦力を誇る油断からか、チームも中盤までなかなか上昇気流に乗れなかった。

■殻破るため、主将を引き受ける

そうした中で今野が取り組んだのは自分の殻を破ることだった。大熊清監督の要請で主将を引き受けたのもその一つ。

「最初は断りました。でも、J2でやると決めた以上は、ここでの戦いも成長につなげたい、1年も無駄にしたくないと思うようになって。何か変われるきっかけになると考え直しました」

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