2019年4月19日(金)

気仙沼の元気は魚から

2011/12/15 19:11
共有
印刷
その他

東日本大震災から9カ月、「気仙沼の元気は魚から」を合言葉に、津波で店舗を失った鮮魚店など9店が集まって「気仙沼さかなの駅」を12月10日、宮城県気仙沼市に開業した。「現在の苦しい状況から明るい未来に乗り換える『駅』になれば」と意気込む。

流通倉庫を改装した「気仙沼さかなの駅」。鮮魚以外にも、酒、肉、青果など9店舗が軒を連ねる。開店の準備で業者が慌ただしく出入りしていた(7日)

流通倉庫を改装した「気仙沼さかなの駅」。鮮魚以外にも、酒、肉、青果など9店舗が軒を連ねる。開店の準備で業者が慌ただしく出入りしていた(7日)

さかなの駅「駅長」で鮮魚小売店と水産加工業を営んでいたカネマの社長、小野寺勉さん。魚市場近くに建っていた店舗や工場はすべて津波に流され、基礎部分だけが残る(8日)

さかなの駅「駅長」で鮮魚小売店と水産加工業を営んでいたカネマの社長、小野寺勉さん。魚市場近くに建っていた店舗や工場はすべて津波に流され、基礎部分だけが残る(8日)

4月に計画が持ち上がったものの、補助金が得られないなど思うように進まなかった。それでも、何かせねばと参加各社が出資し株式会社を設立。気仙沼信用金庫から融資を受けることができ、開業にこぎ着けた。現在も補助金を申請中だが「あてにしてちゃいけねえ」(小野寺さん)という(7日、事務所で開かれた参加社の会議)

4月に計画が持ち上がったものの、補助金が得られないなど思うように進まなかった。それでも、何かせねばと参加各社が出資し株式会社を設立。気仙沼信用金庫から融資を受けることができ、開業にこぎ着けた。現在も補助金を申請中だが「あてにしてちゃいけねえ」(小野寺さん)という(7日、事務所で開かれた参加社の会議)

小野寺さん(右)は開店の2、3日前から、魚市場でマグロを買い付けていた。競りが終わると「買い付けはうまくねえ。いつも高く買って安く売ってしまうのさ」と苦笑い。倉庫がないのでトラックを代用し、魚を保管している(8日)

小野寺さん(右)は開店の2、3日前から、魚市場でマグロを買い付けていた。競りが終わると「買い付けはうまくねえ。いつも高く買って安く売ってしまうのさ」と苦笑い。倉庫がないのでトラックを代用し、魚を保管している(8日)

そして迎えた10日。晴天の下、開店前のイベントには数百人の客がつめかけた。「お客様との対話を楽しみながら、笑顔で迎え入れる店にしていきます」と小野寺駅長のあいさつの後、餅まきが行われた

そして迎えた10日。晴天の下、開店前のイベントには数百人の客がつめかけた。「お客様との対話を楽しみながら、笑顔で迎え入れる店にしていきます」と小野寺駅長のあいさつの後、餅まきが行われた

「このカマは大根と一緒に炊くとおいしいよ」。威勢のいい声が店内に響く。マグロの切り身などを買った男性は「専門店だから安心できる。やっぱり魚がなければ気仙沼じゃないね」。売り場には笑顔と活気があふれていた(10日、宮城県気仙沼市)=写真 寺沢将幸

「このカマは大根と一緒に炊くとおいしいよ」。威勢のいい声が店内に響く。マグロの切り身などを買った男性は「専門店だから安心できる。やっぱり魚がなければ気仙沼じゃないね」。売り場には笑顔と活気があふれていた(10日、宮城県気仙沼市)=写真 寺沢将幸

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報