インタビュー

フォローする

女子柔道・浅見八瑠奈「外国人選手には負けられない」

(3/4ページ)
2011/12/7 7:00
共有
印刷
その他

コマツの道場には、上から柔道着と同じ素材でつくったロープが垂れていて、それを腕だけでよじ登るんです。柔道では定番の練習の一つですが、私、これが最初はすごく嫌いで……。けれども「嫌いな練習メニューほどやらなくちゃ」「乱取り稽古の相手も苦手な人と多くやらなくちゃ」と思うタイプだから、我ながら飽きずによくやっています。やっているうちに以前ほど嫌じゃなくなったし。あの稽古のおかげかなあ。

去年と比べて「組み力がついたのかなと思う」(写真は10年の世界選手権)

去年と比べて「組み力がついたのかなと思う」(写真は10年の世界選手権)

■グランドスラム東京はやっぱり勝ちたい

グランドスラム東京は優勝したことがないので、やっぱり勝ちたいです。練習でやってきたことを試すとか、課題に取り組むための大会でなくて、とにかく結果を出したいです。

一方で、1年にいくつもある国際大会の一つという感じで捉えてもいます。今年は夏の世界選手権に勝つための準備を最優先にしてきたところがありました。来年はもちろんロンドン五輪です。

北京五輪後に世界ランキング制度が柔道界に導入されて、五輪の代表権を得るためのポイント稼ぎに、選手たちはたくさんの試合に出なければならないようになりました。ですが、人間だからずっと緊張してはいられませんよね。

「オン」と「オフ」をはっきり

私の場合、柔道をするときとしないときの「オン」と「オフ」をはっきりさせることで、何とか続けています。会社のオフィスに行くと、いつも緊張しちゃいますけれど。勤務は週に2回だけだから、なかなか場慣れしてなくて。コーポレートコミュニケーション部の広報グループというところで、ウェブサイトのアイデアを考えたり、カレンダーに使う写真を選んだりします。ちゃんと名刺もあるんですよ。

私のいる女子48キロ級は日本選手の層がすごく厚くて、もし私が五輪や世界選手権に出なくても、日本が金メダルを取れちゃう可能性が高い階級なんです。だから、試合に出る限り、外国人選手に負けてはいけません。グランドスラム東京でもそうです。

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次へ
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

インタビュー 一覧

フォローする
9月15日のマラソングランドチャンピオンシップで3位に終わった大迫。左は2位でゴールする服部

 東京五輪代表を懸けて9月15日に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、男子は中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)が代表に内定した。日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は3位 …続き (10/1)

日本出身で初の1億円選手になった富樫(右)と写真撮影に応じる千葉ジェッツふなばしの島田社長

 バスケットボール男子Bリーグで日本出身者として初の1億円プレーヤーが誕生した。千葉ジェッツの司令塔、富樫勇樹(25)。長く実業団リーグとして運営され、2016年までの2リーグ分裂時代には国際競技団体 …続き (6/5)

男子W杯アジア2次予選でカタールに勝利し、W杯出場を決め喜ぶ日本代表=共同共同

 長く世界の高い壁に阻まれてきたバスケットボール男子日本代表の2020年東京五輪出場が決まった。今年8月末に開幕するワールドカップ(W杯)のアジア予選を21年ぶりに突破。国際競争力を示し、開催国枠で4 …続き (3/31)

ハイライト・スポーツ

[PR]