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琴奨菊「心を鍛えた先に大関があった」

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2011/11/16 7:00
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「大関というのは大変な地位だなと実感している」という琴奨菊

「大関というのは大変な地位だなと実感している」という琴奨菊

 13日に初日を迎えた大相撲九州場所(福岡国際センター)を、新大関として迎えたの琴奨菊(27)は3日目を終えて3連勝と無難なスタートを切った。地元・福岡県柳川市出身。同じ福岡県出身の魁皇が引退したため、横綱、大関では唯一の日本人力士だ。大関にふさわしい成績と同時に、相撲界を引っ張る役割も求められる。

 「大関になったら周りの反応が全然違う。街を歩いてても声をかけてもらえるし、顔を覚えてくれる。最初は『大関』『大関』と呼ばれるのがこそばゆかったけど、今は大関というのは大変な地位だなと実感している」

 「相撲で結果を残すことはもちろん、言動も注目される。自覚しないといけない」

■テレビの密着取材を受けていたから…

琴奨菊の過去2年の成績
場所地位勝敗
2010年初東小結6―9
西前頭310―5
東小結9―6
西関脇5―10
東前頭39―6
西前頭19―6
11年初西関脇11―4
東関脇10―5
東関脇11―4
東関脇12―3
西大関

(注)名は名古屋、九は九州、技は技量審査。11年春場所は中止

 簡単につかんだ大関の座でない。初場所で11勝、次の技量審査場所で10勝を挙げて臨んだ大関とりの名古屋場所。初日を落としたが、7連勝で流れを引き戻し、11日目には横綱白鵬を3年半ぶりに破って一気に昇進ムードが高まった。だが、ここから暗転。終盤に平幕に連敗して11勝にとどまり、大関とりは翌場所に持ち越しとなった。

 「正直、若干燃え尽きたところはあった。(大関に)上がる雰囲気になったところで逃したから。チャンスはそうつかめるものじゃない。次はないなと。あれで上がれないんだから自分は上がれないんだろうなと」

 「場所後は朝起きるのもいやなくらいだった。でも、その頃ちょうど、テレビの密着取材を受けていた。一日中テレビカメラを向けられて、気持ちが乗らなくても稽古しないわけにいかない。だったらしっかりやろうと思った。それがよかったのかもしれない。名古屋場所ではシャットアウトしていたマスコミを、秋場所では受け入れて心が強くなった」

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