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ボクシング・西岡、自ら語るラスベガスで勝てた理由

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2011/11/13 7:00
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4回終了時で、ジャッジは3者とも39―37で挑戦者。ただ、マルケスが前半型なのは分かっていたので焦りはなかった。実際、5回から徐々に主導権を奪っていく。ほんの小さなひと工夫が局面打開につながった。

■「重心を少し左にずらして」活路

「このままジャブをもらっていてはダメだと思い、重心を少し左にずらしたんです。5センチくらい。それまでのバランスが崩れていたわけではない。むしろ、重心は真っすぐで一番いいポジションだった。セコンドも指示を出せなかったと思う」

「でも、それでパンチをもらっていたわけだから、何かを変えないといけない。あの5センチで5回からジャブをもらわなくなった。マルケスは戸惑ったはずです」

「左に重心を移したことでステップも自然と左回りになって、自分も左のパンチも打ちやすくなった。オーソドックス(右構え、マルケス)の選手とやるときは、相手の右のパンチを遠ざけるためにサウスポー(左構え、西岡)は右に回るのが鉄則と言われるけれど、世界レベルでは裏の裏をかかないと勝てない。自分もだますくらいの気持ちでやらないと、相手は引っかかってくれない」

「5回からは深く、速く踏み込んで当てにいった」

相手の生命線である左ジャブを殺すと、自身最大の武器である左ストレートも面白いようにマルケスの顔面をとらえ始めた。中盤以降は完全に試合をコントロールした。

「4回までは『ただ出している』感じだった左。5回からは深く、速く踏み込んで当てにいった。ストレートだけでなく、フックを混ぜたことでマルケスはパンチの軌道が分からなかったと思う」

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