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なでしこ・宮間あや「フェイクなし、飾らずいきます」

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2011/11/10 7:00
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2011年は日本の女子サッカーにとって歴史に刻まれる1年になった。ワールドカップ(W杯)初制覇を果たし、12年ロンドン五輪出場も決め、女子サッカーにはかつてない追い風が吹いている。それまでスポーツ界の片隅で地味に歩んでいた女子サッカーを、一挙に取り巻いた世間の熱い視線、興味と期待。岡山湯郷の静かな山あいでサッカーと向き合う「なでしこジャパン」の中軸、宮間あや(26)は、いま何を感じているのか。

W杯で優勝して、買い出しに行くときでも声を掛けていただくことがすごく増えた

W杯で優勝して、買い出しに行くときでも声を掛けていただくことがすごく増えた

やはり(W杯優勝を境に)変化はありました。何気なくちょっと食料品を買い出しに行くときでも、声を掛けていただくことがすごく増えて。ただ、私にあまりそうした経験がないので、外に出るのがおっくうになるというか……。照れるというか、慣れないですね。

W杯で優勝できたことは私たちに大きな経験になりました。だけれど、サッカーとして女子代表が急に伸びたかといえば、そういうわけではありません。9月の五輪最終予選も「今まで通り」、同じように厳しいアジアの戦いでしたし。

W杯の優勝で経験は上乗せされたけれど、それをピッチで表現するには至らなかったということです。経験をもとに「自分はこれができる」「これはできない」ということを検証し、上積みする時間はありませんでした。アジアを断トツで突破できる強さには、まだなっていないかなと思います。

世界一になったからサッカーへの姿勢が変わる、という感覚はないです。やはりW杯でドイツと米国に90分間で勝てず、その試合の最中に悔しい思いをたくさんしているので……。

相手と1対1になる場面で自分の読みが外れたとか、ちょっとやられたとか、思った通りのパスを出せなかったとか、ほんとうに細かいディテールなのですけれど、数え切れないほど悔しい瞬間があったんです。強いて変わるといえば……、そうしたところを追求していきたい気持ちが強くなっていますね。

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